ここは筆者の普段の生活を綴っております。
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11月11日(金)
「選択」の問題である。

TPP問題とかに関する記事を読んでいて中々しっくり来なかった、と言うか「たら、れば」ばかりなので、
どちらが良いとは言えないと思った。爆笑したのは、友人がTPPはドラゴンボールの「桃白白(タオパイパイ)の略だ」
と言ったことだが。 

それはさておき、まじめに戻すと、一番腑に落ちたのが、広瀬さんのブログ内の一説。 
 
----以下引用 
そもそも「是非を論じる」こと自体が間違っている。 
TPP参加の有無は、「選択」の問題である。 
従って、「参加の場合の戦略」と「参加しない場合の戦略」があり、 
戦略である以上、「一長一短」がある。 
「こんなにヒドイことが起きる」というのは、 
「参加/不参加」を決定する上で、決定的な論拠たり得ない。 

論ずべきは「戦略の是非」ではなく 
「戦略の比較」なのである。 
----引用了 

このTPP問題に限らず、「これを達成するために、こういう戦略を立てよう」と言うのが出てこないと物事は進まない。
「これを達成しようとすると、こんなに悪いことが起きるかも」から入ることが多い。 



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11月10日(木)
見て取れる成長

育児は大変。決して後ろ向きな意味ではなく前向きにだ。
最近の夫婦間の話題は、Daycare(保育所)の利用に関してだ。

結論は出ないのだが、昨日の朝のこと。
風邪を引いている愛娘にいつもとおり、薬を飲ませようとしたとき。
最近は意思表示がはっきりしてきて、薬が美味しくないことを覚え、中々口を開けない。
しかも頑固にこちらが、薬を片付けるまでそれを押し通す(笑)。

その最中に笑わせてみた。
一昨日までなら、きゃはははと笑って口を開け、その隙に薬をあげるのだが、今朝は笑いかけたが、
「ん?!」と言う表情になり、目は笑いながらも怪訝そうな顔をして口をまた一文字に結び、笑いを堪えた!

「おー、学んでる!」と感動。そして、その堪える顔が何ともかわいくこっちが爆笑してしまった。
こうしたちょっとした成長の証を見逃したくない。
そういう意味でも正解はなくとも、引き続き、Daycareか、共働きを違った形にするか。
試行錯誤が続くと思うし、それを楽しみたい。



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11月4日(金)
何を見て進むのか

良い悪いの問題ではないのだが、日米の違いの一つに、「何を見て進むのか」に違いがあるのではないか、
と感じるようになってきた。

結論から言うとアメリカでは目的に向けて直線的に進む。時にはわき目も触れず
顰蹙を買う。
そしてやたら自信満々。
一方で、日本は目的よりも周りを気にして進むので、どこか頼りなげで、しかも自意識過剰に映る。

普段の生活でもこれは似たことが感じられて、日米双方の雑踏を歩いていても、目的地しか目に入らずに
歩いているアメリカ人と、周りに見られている(のではないかと)を意識しながら歩く日本人。
これがひいては異常な外面的なファッション華美とかに繋がったり。話し方が普通でなく、機械的であったり。

とまぁ、そんなことを今回の出張中にふと思ったりして。
良い悪いではなく、そういう相違があるなぁ、と。



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11月3日(木)
重い筆を

一回止まると、中々再開しない悪い癖。
でも、色々と思うことは流れ、Face BookやTwitterで無造作に流すより、やっぱり日記につけようと。

最後に書いたのが8月なので、丸々2ヶ月開いたことに。
愛娘の成長の速さが、時間の流れを感じさせ、日々の成長が楽しみなのと同時に、この可愛い
ぬいぐるみのような状態を余すことなく楽しなくては、と妻と日々語る。

自分の痛恨なミスで、今でも思い返したくもないほどのトラウマとなった愛娘の頭部打撲。
神様にこれ以上感謝できない、何事もなく無事、と言う結果に心底感謝。
でも様々な検査や針を嫌がる愛娘の泣き顔に付き添った病院での40時間は一生忘れないし、一生償う。
麻酔薬をも跳ね返した彼女の強さにも心底驚いた。
何よりも心底、「何してるの!」と、一言言いたくなるような状況下であったにもかかわらず、
一言も僕を責めようとしなかった妻には言葉に表せないほどの感謝の気持ちでいっぱいである。

正直、育児は大変である。でもあの笑顔を見ると、何とも言えない気持ちに包まれる。

出産後、出張を控えていたが、7ヶ月ぶりに先月解禁。
やはりFace-to-Faceが大事で、ここまで出張をしていなかった分、とにかく会えるだけ会って
いただき、忙しい中貴重な時間をいただくことが出来たことに深く感謝。
途中体調を崩しながらも、這い回り、それでも会えない方々がたくさんいて、自分の不義理が歯がゆい。
家を空けている間、育児に、仕事に、家庭にフル回転の妻には頭が上がらないし、それ故、
結果を出し続けないと、と思う。

忙しすぎて、筋違いの愚痴をしそうになったとき、友人に「忙しいほど多くの方々に興味を持ってもらえることに感謝しろ。
人とアポを取りたくても取れなくて苦労をしている人が殆どなんだから」と。

本当にそのとおりで、ガーンと頭を打たれた気持ちだった。

日記を月記にしないように、今日はここらへんで、こまめにまた書きはじめたいと思う。



 


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