ここは筆者の普段の生活を綴っております。
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12月31日(木)
2009年を振り返って

突貫アジア出張からNYに我が家に戻り、早速積雪です。 
飛行機などに影響が出なかったことは良かったです。 

いよいよ今日をもって2009年も終わると言うことで、恒例の一年を振り返って日記です。 
気がつけば2002年の渡米より続けている日記であり、毎年の「振り返り日記」を
読むことも楽しみの一つで、毎年が皆様のおかげで充実しております。 

■1月 
・極寒の中、新年を迎える「ミッドナイトラン」にセントラルパークで参戦 
・「アメリカへの挑戦」選手の仲間に吉武剛選手が。アメリカ入り。  
・近所に露天風呂付の「スパ・キャッスル」を発見! 

■2月 
・第二回「パンパシフィック・チャンピオンシップ」責任者としてLAで大会運営 
・大分トリニータは残念ながら3位に。 
・地元LAギャラクシーが優勝。しかし、この大会はやはりハワイでないと・・・。 

■3月 
・吉武選手チャールストン入団、安堵しました。年々USLのレベル上昇を実感。 

■4月 
・MLS勤続5年の表彰を受賞、あっという間ですね。 
・宇都宮徹壱さん御来訪。アメリカサッカーのご取材のアシストを。
アメリカサッカーも彼のペン・視点を通してどう日本に伝わるのか期待大です! 
・妻からのサプライズ、オフブロードウェイ・ミュージカル誕生プレゼント! 

■5月 
・吉武君からサプライズ、初ゴールスパイクプレゼント!大事にさせていただいております。 
・豚インフルエンザニュース 
・セントラルパークで、「ジャパンデー・6キロマラソン」に夫婦揃って出場。
夫が僅差で妻に勝利!
・宇都宮さんのアメリカ取材第一弾が記事に! 
・FCバルセロナへ転職。大きな、大きな転機でした。 

■6月 
・転職後四苦八苦(今も 笑) 
・アメリカ代表、コンフエェデでスペイン代表に快勝 

■7月 
・上海、北京、日本出張 
・大宮アルディージャのコラムに取材いただく  

■8月 
・バルサUSツアーで、ロサンゼルス、シアトル、サンフランシスコ出張。感動の場面たち。 
・FCJの水曜夜「金網サッカー」開始 
・原田慎太郎選手、3年連続ベスト11、クリスタルパレス本家の練習参加。 
・ワシントンDCへ夫婦旅行+特命 

■9月 
・凹 
・バルセロナ出張キャンセル 
・妹が乾物に関する料理本を出版朝日新聞に取材をしていただく
・夫婦揃って友人とベアー・マウンテン登頂。途中で遭難しかかる。  

■10月 
・結婚1周年記念!妻から素敵なプレゼントが会社に贈られてきて大感動 
・吉武選手、チーム新人王獲得 
・平野孝選手、チーム最優秀DF賞獲得 
・北京出張 
・バルセロナ初出張、カンプノウ初観戦 
・「世界一蹴の旅」に取り上げていただく  

■11月 
・マレーシア出張キャンセル 
・出張がキャンセルになり、幸運なことに妻の誕生日を共に祝うことが叶った 
・妻の会社が全社員をレイオフ(驚)!

■12月 
・バルサ初大型スポンサープロジェクト完了 
・FCJ前半戦を無事に怪我なく終える。スポンサー様が決定し、新ユニホーム。 
・ソウル、上海、北京、日本突貫出張 
・初コンサート 
・結婚後、初の両家での楽しい晩御飯 


今年の日記を振り返りますと、日記を書いている回数が減りました。 
これは自分が心に余裕がなかった現われですね。
余裕がないとパソコンの前で色々と整理をできずにそのまま書き記さないので。 

それもまぁ、でも仕方がないかな、と。 
パンパシを色々な縛りな中、運営し、水面下で進んでいたバルサへの転職。 
転職後の環境の大きな変化に、対応するので精一杯で来た数か月。 

出張の距離も、長さも、内容もがらっと変わりました。 
仕事の責任も増え、アジア、アメリカ、オセアニア対応は正直、チャレンジです。 
ただ、全て勉強です。 

どちらかと言うと、サッカーの「競技」に近い仕事であったMLSから、
スポンサーなどの「事業」に変わった立場と言うのも大きいと思います。 
将来、どういう仕事に自分が進んで行くのか解らないですが、「競技」と
「事業」両側面に取り組めることはサッカービジネスをして行く上で、
非常に有意義に考えています。 

また、「ビジネス・ロジック」のアメリカから、「歴史・伝統・誇り」のスペインを
観られることも非常に糧になっています。 

何よりも大きいのが、その両観点から「日本」のサッカービジネスを観ることが
出来ることが価値あることだと思えます。 

何はともあれ、今年「も」、日米西の多くの方々のご支援のおかげで、
無事に、ハッピーに過ごすことが出来ました。 
この場をお借りして深く御礼申し上げます。 

またこの場をお借りして妻・まいこ、家族の皆、日米双方の大事な友達たちにも
深く御礼申し上げます。 

2010年もまた、激動の年になると思いますが、今後とも引き続き、何卒、
ご指導の程、宜しくお願い申し上げます。 

中村武彦






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12月28日(火)
師走

パソコンを開くことも出来ないほど忙しい年末。 
前回の日記は上海で終わっているのですが、その後北京、そして東京に。 

東京に、と書くといつも聞かれるのが「休暇?仕事?」。 
ここ5年間は曖昧な返事しか出来ません。 
なぜなら、上司に申請するときは「○日まで仕事をして、○日からは休暇もらいます」
と言いますが、実際は、そうは行きません。 

師走とは文字通り、多くの師たちに会うために、走り回ってます。 
それでも公私共会いきれません。 

毎年、これに疑問を強く感じ始めます。 
それが疲労とストレスと共に結構極限まで来た今回の出張です。 

何のために人間は働くのでしょうか? 
久々の自問自答の日々です。 

自問自答は自己の範疇を出ない回答しか出ないので、色々な方々にお話を
聞かせていただいております。 
ご回答も千差万別。 
「きーっ」と腹が立つことを言うお方も居れば、「その通りなんです!」
と言う意見も頂けるし、涙が出そうになるほど身に余るお言葉をいただいたり。 
全てが貴重なお言葉でした。。。 

解っていることは一つ、「やらなければ後悔をする」。 

とまぁ、ネガティブな日記になってもいけないので、これは引き続き自問自答を
続けますが、勿論、日本では「仕事」の間隙を縫って、素敵な出来事も多くありました。 

毎回弟のように可愛がって下さる師との一日をかけたミーティング、
Jリーガーたちとのミーティング。いつも可愛さあまり(?)
「サッカーばかりしていると馬鹿になるよ」
と言われ、図星な気持ちに。ビジネス経験豊富な方々とお話をしていると、
サッカー以外の話題が自分にはない!  

自分の宝物である大学サッカー部の同期たちとビアガーデンへ。
皆いつの間にか子供がいて、すっかりお父さんの顔になっている微笑ましい皆との時間。
既に8歳の長女がいる奴まで! 

大変お世話になっている社長様のご配慮の下、人生初の東京ドームミスチルコンサート。
大ファンにも関わらず曲が一つも解らず、浦島太郎。。。隣の席にフランスリーグで
活躍中の日本代表で初対面。 

サッカーの大先輩・元日本代表、兄のように慕っている方に、現役・元選手・関係者たち
30名ほどが集まるプライベートな忘年会フットサルへ。ミスチルの桜井さんまで。
「これ入場料取れるよ」、と思う超豪華な選手の顔ぶれに驚き。同時に高校の頃から
一緒にプロまでプレーが出来る彼らを羨ましく心底思いました。  

(そしてプロはやはり違います。早いステップに、キレ。体幹の強靭さに足裁きの速さ!
「パン、パン、パン」なんてパス回しではなく、「パパパパパン」ですね。
「さ、さ、さ」、と言うドリブルじゃなくて、「キュキュキュキュ」と言うドリブル。
「バシ」って言うシュートじゃなくて「プワチンッ」と言うシュート。
トラップも「ぱん」ではなく無音。全く贅肉のないむしろ華奢にまで見える
研ぎ澄まされた肉体。見ているだけで疲れました。) 

アメリカでお手伝いをさせて頂いている選手たち数人との偶然の深夜のプチクリスマス会。
今年のアメリカでの面白思い出話たちを振り返って楽しかったです。 

実家の愛犬との添い寝。 

家族と深い家族会議。お互いに少し白熱してしまいました。久々に両親に謝罪。。。
本当に胸が痛みました。家族は宝で、本当に大事にしなくてはと深く反省。。。 

そして家族と言えば、何よりも、いつも自分を支えてくれている妻と結婚後初の両家のお食事会。
義お父様の愉快さに、腹筋が痛かったです。 

冒頭で述べた悶々とする気持ちを自力で解決しなくてはいけないとやはり思います。
何が大事なのか。何がもっとも心を健康にしてくれるのか。自分は何様なんだろう、と。 

自分を見失いかけている中、多くの「師」たちを「走」って聞いて回った東京でした。 

ただ、毎回「何で母国日本でこんなに慌しく走りぬけなくてはならないんだろう?」と、
強く疑念がわきます。「何のために働いているのだろう?」と。
「一年に一回くらいしか来ないのに2週間の内に公私共に無理矢理詰め込んで
何やってるんだろう?」と。
「会えても、大体2時間刻みのスケジュールで、さーっとしか会えなくて。。。公私共に中途半端」。
「家族との夕飯も2回程度。せっかく帰国しても何なんだ?」この5年間、帰国しているものの、
真に帰国したとは感じてません。 

ただ、何よりも忘れがちになるけど、忘れてはいけないこと。 
「忙しいのは自分だけじゃない」 
と言うことです。 

今回も、貴重なお時間を本当にありがとうございました。 
また、お目にかかることが出来なかった皆様、本当に申し訳ありませんでした。 

2010年も激動になると思います。 
明日、NYに帰ります。



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12月19日(日)
&エッグ

上海空港。
ハム&エッグではなく、ラーメン&エッグを朝ごはんに。
北京へ。鳥の巣へ。

中国は大体どこでも無料Wi-Fiで本当に助かります



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12月17日(木)
ソウル→上海

ソウル1泊3日の旅後、上海!



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12月13日(日)
時間とともに

日、FCJの今年最終戦。

土砂降りの中、同リーグ2位の強豪と、かつてNYコスモスが試合をしたことのあるIchan Stadiumで。
結果は、1-3で敗退。相当疲弊し、体中が痛む中での日記で、個人的にもボロボロでした。

毎度のことなんですが、試合の内容って帰宅後、ご飯食べて、お風呂入って、
一息ついてから時間と共に徐々に鮮明に思い返されるもので、今日、
自分に珍しく巡ってきた2回もの得点場面を、2度とも阻まれたことが回想されます。

毎週水、土、練習で、日曜試合。9月〜12月、冬休み、3月〜6月の結構長いリーグ戦で、
体調管理、心身ともに結構疲れます。相手も外国人なので、数倍デカクて、生傷は耐えないし。

この試合を最期にチームを離れる選手が二人。一人はNJの大学入学。
一人は、来年から日本で就職。3人で今季中盤でプレーをしていたのに、
自分を残して2人去っていきます。このチームに既に5年間プレーしてきた自分は、
何人もの選手と一緒にプレーしては離れていき、慣れているはずなんですが、
時間と共に色々と回想されます。

【今年のFCJを写真で回想】



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12月9日(火)
一人より

アメリカの大手エージェンシーCAAというのがあります。
スポーツから、音楽、選手、アスリート、エンターテインメント、一般企業、
各種多様な代理人会社で、バルサも代理人契約をしています。

なので、週に何度か彼らのオフィスに足を運び、打ち合わせ、一緒にお客さん回り、
彼らのオフィスを出張所として使わせてもらうなどしてます。

今日はCAAのオフィスで、お客さんにプレゼンをしていたら、その最中に
ヒョコっと顔を出す目を見張る美男子が。
・・・・
!
元イタリア代表主将の彼ではないですか。「NYに?」と、目を見張る中、
会議室を間違えたみたいで、「バルサさん?どうも!」と言って去って行きました。

しかし、僕が最も驚いたのは、会議に出席していた人たちの何人かは、
彼が誰かも知らない人が存在したことです。普通にかっこいいモデルでも来たのか、
くらいだったので・・・。
「今のXXXだよ!」と言っても「??」とされてしまいました。

いずれにしろ、人に囲まれて仕事をするのはやはり心地良いものですね。
一人で飛び回ったり、ホテル住まいしたり、オフィスでカタカタやっているよりもぜんぜん!!



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12月6日(日)
全ての細胞

少なくとも強烈に迷うようになったと言うことは、土俵に戻ったということです。 

前は土俵に上がる前から軍配が上がっていたので。 

全ての細胞が納得しなくてはいけない。



 


         Copyright © 2002 Takehiko Nakamura.
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