ここは筆者の普段の生活を綴っております。
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1月30日(金)
新たな仲間

自分は常々、サッカー選手にとっての「海外移籍」の意義が狭義にしか捉えられていないと感じてきていた。 

殆どが「お金」、「名誉」が先に来ていたと思う。もしくはその様に報道されてきたと思う。 

それが故、移籍は「お金」と「名誉」の定規に基づいたステップアップかどうかに焦点が行きがちな気がしてました。 

ただ、これだけ世界中にプロサッカーリーグがある世の中で、移籍は「お金」や「名誉」のためじゃなくても
良いと信じて疑わない。 

プロサッカー選手になれる人はほんの一握りの「選ばれし者」たちであります。
そんな特殊能力をどう活かすかが大事なのだと思う。 

それを「お金」や「名誉」に変えるのも当然良い。でもそれ以外の事、
例えば「経験」を得ることに使っても良いのではないかと。 

例えば日本では知られていないプロリーグへの移籍。 
その国ではプロリーグなんです。 

通常であれば移住できない国や場所へ、サッカー選手であるが故に生きて行ける。 
職がある。 
語学も身につく。 
海外生活による視野の広がり。 
人脈の広がり。 

サッカー選手だからこそ、一般の人には享受出来ない特権だと思う。 
銀行の預金は増えないかもしれない。 
新聞に出ることもないかもしれない。 
でも確実に「人生を豊にする材料を仕入れる経験」は得ているといえる。 

プロ選手は自分の能力を高く買ってもらうことが大事と言うことも同意します。 

ただ、選手として引退後も人生は続きます。 
現役生活以上の長さの人生が何事もなければ待ち受けています。 
そんなことを考えた時、現役の内に何を得ることが出来るか考えた時、自分のサッカー能力を
「お金」や「名誉」ではないことに使っても良いものだと思う。 

一般の人がいきなり海外で職を得て生活をし始めるのは中々大変である。でもプロサッカー選手であるが故に、
それは可能である。 

そんなことを自分は考えてきました。その仲間が一人またNYを訪ねてきて居候をしており、嬉しく感じております。



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1月21日(水)
何物にも変えがたい

ご存知の通り、パンパシを仕切ってます。 

様々なリーグと仕事をするため、様々な摩擦が起きます。 
説明のしようのないストレスと言うか、不安感に苛まされます。 
鬱々としてくるとでも言うのでしょうか。 

放っておくと病になるので、それから抜け出るためにいつもその状態に陥っている自分を外から見て、
解決方法を見出そうとします。 

気は心の持ちようとは的を得た言葉であり、やはり「嫌だ、嫌だ」と思っていると、どんどんネガティブになる。 
でも前向きにやろう、となると「わくわく」する。 

なので、何が嫌なんだろうか?と自問自答をする。 
すると答えは大体決まっている。 

何度考えても同じだから恐らくは正解なのだと思う。 

端的に述べれば...「自分の決断や指示への自信不足、と言うことはまだまだ実力不足。」 

あまり解決にならない自問自答である。 

かと言って一日で実力が付くものでも自信が付くものでもないから、尚更鬱々となる。せめて切り替えるために、
あるいは現実逃避のために、ジョギングだったり、銭湯だったり、サッカーだったり、読書をする。 

一応、これでその場はしのげ、翌日は気分も新たなに会社には行ける。 
けど、帰宅頃にはまた色々と問題が生じ、鬱々として帰る。 

冒頭でも述べた通り、複数のリーグにまたがる事業なので、複数の摩擦が入り混じる。間で両方の言い分が解りつつ、
双方が最大限に譲歩できる落とし所を探す作業をするのが責務なので、非常に疲れる。 

「文化の違い」って文字で書けば数文字だけど、本当に深層まで入って行くと、本当に複雑なものです。
理屈じゃない部分ですから。文化相違ですから。むしろ片方の気持ちしか解らない方が楽です。
自分の言い分だけ言いっぱなしでいれば良いのですから。 

愚痴をこぼすにもアメリカのメンターと日本のメンター双方に愚痴らないと、すっきりはしない。 

そんな中、両国のスタッフ同士が、自分が口出しをしなくても協力し合い、
何かまた一つ大会実現に向けてハードルを乗り越えると、涙が出るほど嬉しくなる。何物にも変えがたい嬉しさです。 

また、メンターの方々から「共に勝利を!」とか「四面楚歌が男を強くするんだろ!」
などの親身なアドバイスを頂けるとこれまた、熟睡度が全然変わってくる。これも何物にも変えがたい温もりです。 

パンパシを立ち上げた去年の大会後、何事にも変えがたい感動を貰った自分はそれをやはり目指して
仕事と向き合っているんだな、と思う。 

その瞬間を考え、わくわくしなくては損なんですよね。頭では理解できます。 
2度目、3度目・・・、毎回、「孤独だ」、と苛まされるのではなく、その積み重ねが俗に言う、「経験」。 
しかも、こんなにも多くの方々と一緒に取り組めている、しかも国境を越えて。 

何物にも変えがたい経験です。 

嫌だと思っていても、この現場経験が何物にも変えがたいものなんだな、とつくづく感じます。 
現場を嫌がる人も多いけど、全ては現場と言う信条には揺らぎはありません。 

また、日米双方のメンターに「共通して」言われた言葉は 
「現場を仕切る人間は現場経験が多くなければ、説得力もなければ、部下も付いて来ないぞ。」 
と。 

これは国境を越えて万国共通ですね。 
「知は現場にあり」 

後1ヶ月弱!



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1月19日(祝)
NY雪下露天風呂

マーチンルーサーキングの誕生日をお祝いして3連休。

とは言え、家で最初の二日間はコツコツと仕事。

で、あまりにも家でじっとしたままの3連休では悲しすぎるし、妻と出掛けよう!と。

で、決まった行き先は「スパ・キャッスル」。
アストリアの近所にある韓国人街に聳え立つ所謂健康ランド。

ここ数日降りしきる大雪の中、ジープで走ること20分程度。

屋上は露天風呂になっており、大雪が頭に積もる中、身体は温まり、サウナで汗をかいたり、洗われました。

3階建ての館内では、全ての支払いがロッカーの鍵でもあるICチップで完了でき、身一つで過ごせます。

NYのこんな近所にこんな立派な温泉があるとは以外な嬉しい発見でした。

明日からまた頑張ります。



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1月16日(金)
夜道を黙々と

極寒です。痛いです。特に顔が。 
最高気温が0度を超えないんですから。 

寒いと、外で運動をすることが億劫になる。 

でも、早く帰宅出来る時は、嫌がる気持ちを振り切るように着替えていつものジョギングに。 
会社でじっとして、家でもじっとして、週一回のサッカーの練習だけでは滅入る。 

少し走っていると温まってくる。 
夜道を黙々と走ることで、色々と考えることが出来る。 
携帯もメールも家に置いているし。 

少しずつ汗が出てきて、それと一緒に仕事のモヤモヤが流れていく気分になる。 
仕事上で一々ストレスに感じていることなど。 

「ストレスって「耐久性」とか「免疫」が体内で育つものなのだろうか?」 
「そもそも耐えるものなのか?」 
「恐らくは自分の力量不足でストレスって発生するのだろう。」 
「まだまだ未熟者だな。」 
「大体何でこの仕事を選んだのか?」 
とか、黙々と走っているうちに、極寒にも関わらず、悴んでいた指先とかの感覚が戻ってくる。 
汗も段々噴出し、そんな自問自答自体「下らない」と思えてくる。 
「全て、経験。良いも悪いもない。経験。」 
「逃げようとすると、ストレスになる。」 
そして、無になっていく。 

帰宅し、熱いシャワー。 
汗と共に流れきらなかったストレスを一気に全て流し落とす。 
体内と体外共に綺麗にする。 

その爽快な気分で切り替えて仕事に取り掛かる。 
日中韓米な為、時差があり、帰宅したらオフ、と言うわけには行かない。 
パンパシ開催まで後、1ヶ月です。 



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1月1日(木)
新しい年!

新年明けましておめでとうございます。 
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 

年始は毎年、NYロードランナーズ主催のセントラルパークで実施される「ミッドナイトラン」に参戦しました。 

体感温度マイナス20度と言う極寒に、日中横殴りの吹雪もあり、一旦は参加を見送ろうかとまで考えたものの、
結果、走りました。 

少しでも止まると、手足が痛くなり、痺れるほどの寒さでしたが、参加ランナー数およそ5000名と言われるこのレース、
会場はプレレース・コンサートに人の熱気でムンムン。 

新年が明ける直前参加ランナー全員でカウントダウンをし、年明けの0時と同時に花火が派手に打ち上げられ、
それを号砲とし、スタートしました。 

走り始めて最初の1マイル強まで足の裏の痺れが取れず、変な走り方なものの、次第に身体も温まり、気持ちよく走れました。
寒さは相変わらず厳しく、吐く息はネックウォーマーにあたり、凍り、マツゲも凍りました。 

給水地点の水もコップの中で水が凍っており、飲めない! 

それでもタイムを目指して走りました。 
実はこの大会で対戦相手がいるはずであったのですが、諸事情で不参加。それでも自分は彼がいるものと考え、
気持ちの上では彼と共に走りました。 

2007年の大怪我二つからのリハビリと、このレースのために、この半年間随分と走りました。
恐らく、人生で一番長く継続して走り続けた甲斐あり、2008年は無事にサッカーを元気よく出来るまでになり、
体重も9キロ落ちました。 

このレースも4マイル(約6キロ。但しipodの計測では7マイルと出ており、実際はどれ位の距離だったのかは不明。)
をタイムは41分と、凡庸なタイム、普段の緩めの練習は1マイル8分半のペースから考えると少々不満が。
ただ、前回参戦したときは練習もなく、ぶっつけ本番で走りきるだけで精一杯だったのが、
今回は練習の成果が感じられる気持ちの良いものでした。 

初寝をした後、綺麗に晴れ渡った元旦に、近所のお宅にお招きいただき、御節料理を。
そして我が家で続きをし、食べ続けました。 

もうすぐ会社が始まります。そうしたらノンストップで怒涛の日々が始まるのが解っているだけに、
この年始、目一杯満喫しようと思います。 

本年もどうか、宜しくお願い申し上げます。 

元旦

  



 


         Copyright © 2002 Takehiko Nakamura.
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