ここは筆者の普段の生活を綴っております。

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5月31日(土)
普段の生活

NYに戻り、時差ぼけとの猛烈な戦い。 

オフィスでは、仲の良かったスタッフ2人が自分の出張中に退職。 
そして新たに2人が転職することが決まった。 

アメリカの仕事は移り変わりが速い。 
自分は5年目突入だが、随分と古株で、同僚たちの移り変わりの速さにはいつも驚かされる。 

昼ごはんは同僚に誘われ、晴天に恵まれたこともあり、NY図書館の裏にあるブライアンとパークで、太陽の下で。 
青空と日光を浴びられる環境は当たり前ではないことを中国では知っただけに一際気持ちが良かった。 

週末はサッカー。 
夜はブラジルツアーをTV観戦。 
試合を仕切る同僚たちがTVに映り、これから始まる多忙な夏のツアーが始まる前のつかの間の休息、
普段の生活を満喫しました。





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5月28日(水)
後は帰るだけ

上海の夜はYに夜景が綺麗な海沿いのレストランへ。ただエネルギー節約のためにビルは電気を就業時間後は消し、
夜景用に電気がつけられるのは週末だけ。とても理に叶ってますね。 

実は6年ぶりの再会もあれだけど、じっくりと座って話すこと自体初めて。 
でも違和感なく、色々とお互いに同じ感覚でぽんぽんと夢や目標を話し合えたのが嬉しかった。聞いて驚き、
海外で見聞を広めるために、日本への帰任命令を断り、駐在の立場を捨てて、同じ会社に現地採用となる道を選択。
給与から待遇の大幅ダウンも人生経験のために受け入れたと。 
知らなかった。 

上海からソウルへ。 

浦東空港へのタクシー代、検討が全くつかず、空港に到着したら現金足りない!Yに電話し、
携帯越しに運転手に説明をしてもらいATMへダッシュ。 

でも中国のタクシー代は。40キロくらい離れた空港までたったの千五百円(渋谷から厚木近辺まで位の距離?)。 

上海から一人行動なので、不安いっぱい。言葉通じないってやばい。 

ソウルに無事に到着。何が違うのか解らないんだけど、中国とは異なり、マイルド。もっと日本に近い雰囲気で、
街を歩いてもピリピリ感が薄い。怖くない。 
もっとも英語のみならず、日本語も時には通じるのがすごい。 
トライリンガルが結構いる韓国人に感心。 

あちこちに出向き、色々なお話を。途中乗ったタクシーが追突される珍しい体験も・・・びっくりした。 

自分自身、言葉が通じない国へはほとんど初めてな体験で、結構パニックになることもある。
外国で困っている外国人に遭遇した場合にはもっと助けてあげよう、と言う気持ちになれたし、
たくさんの人に助けてもらえた今回、そのありがたみを初めて知ることができた。 

また、西欧や南米からではなく、アジアからの日本や日本人への視線も知れたし、
逆にイメージでしかなかった中国・韓国への印象が少しは出来、個人的に大きなインパクトを受けましたし、
仕事以前に一人間として刺激や、感じさせられる旅でした。 

明日はいよいよNY。 
早くあのごついピザが食べたい(笑)。

  



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5月26日(月)
寧波から上海入り

寧波ユナイテッドとDCユナイテッドの提携に伴い、MLS/SUMのアジア市場責任者としてDCユナイテッドの
オーナー会社関係者と初めて寧波に行きました。 

北京や上海と比べて小ぶりながら世界の海上橋である杭州湾海上大橋があり、上海と格段に近くなったらしく
新興住宅地の高層ビル建設があちこちに。北京同様に、建設の勢いがすごいです。 

しかし、相変わらず青空は見えません。 

記者会見があると聞いていたので、行ってみると、自分も雛壇に上がる設定に。通訳なし。50名くらいのメディアや
関係者の前で話すことはなかったものの、面くらいと緊張で冷汗ものでした。 

午後、試合観戦もし、選手の視察も。DCユナイテッドに選手を送り込むことがチームの目的の一つである。 

その他の色々な公式行事をこなし、すぐに就寝。 

翌朝(今朝)上述した橋をバスで渡り、上海入り。 
ここで関係者の皆とは一旦解散となる。北京に戻る者、アメリカに帰るもの、自分はソウルへ。 

中国ツアーをずっと皆で一緒に回っていただけに絆が深まり、解散の時は抱擁、抱擁。 

今こうして独りでホテルでBlogをしているのがとても寂しいです(笑)。 

でも、上海在住のスポナビ時代からの旧友(悪友)のYと今晩は相手をしてくれることになってくれ、
今から行ってきます。 

明日はソウル入りです。

   



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5月22日(木)
中国初上陸

北京二日目もイベントてんこ盛りで無事終了。 

しかしスモッグがすごい。 
地元民によるとここ20年近くは青空を見てないと。 
空は明るいんだけど真っ白! 

明日から寧波に飛びます。 

どんな所なんだろう? 

そう言えば、日本での買い物で狙っていた物の中で一番嬉しいのが、スパイク! 
まだプレー出来ないのに、買ってしまった! 
マダマダ眺めているだけなんだけど、嬉しい! 

   




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5月22日(木)
中国初上陸

早朝5時の高速バスで成田空港へ。 
無事に昼過ぎに北京入り。 

DCユナイテッド関係者に迎えに来ていただき、ホテルへ。 
早速地元のお昼をさっと食べに。 
どれもこれも美味しそうで、辛そうな手打ちラーメンを。 
たったの12元(約2ドル)。 
とても美味しかったが、実は日本からお腹の具合が悪く、予想とおりお腹を直撃。 

部屋に戻り、仮眠を取ったら待ち合わせ時刻にぎりぎりの時間。 
大慌てで、集合場所へ。 
DCユナイテッド、APIの皆で北京国安FC幹部と本場の北京ダック会食を。 
日本で言う、焼き鳥の「皮」をもっとジューシーにした感じでした。 
 
自分たちの前に出てきたダックはどうやら、このお店が出来て以来、346,708羽目のダックと言う証明書まで。 

夜、UMASS時代の同級生で、北京五輪に携わっている旧友と電話で話しをし、中々PCの前に座れなかったので、
たまっている仕事をこなし、寝ます! 

明日からはIFAシンポジウム!





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5月21日(水)−続編
もっと母国

パッキングを終えて寝るところです。 
明日の朝は早い時間のフライトで北京入り。 
なので、バスには更に早いまだ日が昇る前に始発で空港に向かいます。 
パソコンをかばんにしまう前に日記を。 

2週間足らずの日本出張。 
出来る限りの行脚はしました。 
皆様お忙しい中、貴重なお時間を頂くことができました。 

でも全然足りません、時間が。 
会いたいと思う人の1割にしか会えなかった。 
でもこれが「出張」と言う性。 

パンパシが終わり、充電も終え、次なる夢・目標を自問自答。 
煮詰まったタイミングで、色々な方々にそれを投げ、
色々な回答をいただく。良いことも、厳しいことも。 
全て異なる角度からの精査に役立つ。 
この作業を繰り返すことで、自分の中の気持ちって整理されていく。 
パンパシもそうして実現できた。 

自分はこうしてアウトプットを出してきたし、この過程が一番わくわくするのだと思う。
そして何よりも「一人では大したことは出来ない」。 

「夢」を「形」に。 
夢や目標がないと生きていてもつまらないし、それを何とか実現しようともがくことが人生だとつくづく感じる。 

今回、会うことが出来なかった皆様、本当に申し訳ありませんでした。また、会っていただくことが出来た皆様、
どうもありがとうございました。 

もっと長く日本に戻れるように、それが出張なのか、休暇なのか、解らないけど。もっと、もっと多くの方々に会いたい。 

昔の友人、仲間、家族との時間も取りたい、小旅行も行きたい。 

と、毎回同じ感想をもって日本を去る気がしてます。





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5月21日(水)
先輩「らしい」

色々な方々の貴重な時間をいただき、貴重なお話を聞いて回る日本の出張も間の無く終わるのですが、
その中で、今回一つ特に印象に残ったものが。 

その人は仕事ではなく、自分が昔から敬愛するサッカー部の大先輩の一人で、こちらの都合に合わせて、
プロのオフ日をわざわざ空けて下さり、それだけでも恐縮してしまうのですが、「アメリカでは食えないだろう」と、
「激うまぁ〜」となった自分の好物をご馳走してくれた後に、「まだ時間あんだろ?」と、助手席で揺られること数十分。
「飲む、と言う方法もあるんだけど、色々と時間掛けてお前と語ることが出来、そして日本特有で海外で恋しくなるものを
満喫して欲しいと考えるとここなんだよね。」と、連れてきて下さったのが、「銭湯」。 

想像もしてなかったですし、その考え方、さりげなさ、ロケーションがあまりにも先輩「らしい」もので、至極感動しました。 

「まぁ足伸ばしてくつろげよ、アメリカじゃできねーだろ?話す時間はここならたっぷりあるし」などなど。
星空を見上げながら、強制的に交代湯をさせられ、サウナなど。色々と話すことが出来、ご両親にも中学校以来の再会を
させていただき、その晩は久々の熟睡でした。 

先輩らしい、思いやりの連続に完全にやられました・・・。 

自分もいつかあんな風になれるのだろうか・・・・? 

 



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5月14日(水)
股旅フットボール

こうして日本にて、色々な方々に貴重なお時間を切り取っていただくことが出来、都内各所を駈けずり回っております。 

改めて日本は良いな、と交通の便の良さ、綺麗さを目の当たりにしながらいるのですが: 

@電車の静かさ(読みたいと思う本を片端から読めてます。) 
A電車の乗降に利用する「pasmo」
(自分の名前も入れて作りました。) 

など。 

電車の快適さは以前か知っておりましたが、ここまで読書が進んだことはなく、
早速購入した「股旅フットボール」は止まることなく二日で読破しました。 

感想としては: 

@先ずは、ここまで各チームの視点に合わせてなるべく客観的な姿勢を維持しつつも、時折嫌味なく主観も交える巧さ 

A皆が代表とか光の当たる大舞台に目を向けている中でも地道にこの「4部リーグ」の激闘を追いかけた地道さ 

B何よりも取材時と現在の姿の変動の大きさ。それだけ4部と言えども急激に変化し続けているということ 

C理想やお金だけでは前進しないが、逆にきちんとした組織を形成し、リーダーがいると随分と形になるということ 

D知らなかっただけで、随分と若いリーダーたちがチーム立ち上げに奮闘されているということ 

E日本と言えども、地域毎に全く異なる文化を持っていること。それだけ日本が画一化されていると言われつつも、
バラエティに富んだ奥深い国なんだな、と誇りに思えたこと 

F日本におけるサッカーの文化は実は長いものなんだなぁ、J以前のこういう土台があってこそなんだなぁ、と。 

Gやっぱりいつかは地元FC町田に貢献したいな!と言うこと。 

H何よりもこういう企画を世に出せたすごさ。 

などです。 

一方で素朴な疑問としては、 

地元愛を持って関わっている選手やスタッフが多い中、当然選手個々人には、高い評価を得れば移る、
と言うプロとしての価値観を追求する姿勢があるはずで、それがどう相反するのか、と言う点でした。 

地元愛なのか、プロなのか。 
選手のみならず、フロントスタッフだってこれらのチームを登竜門と捉える者もいるはず。 

例えば、地元のチームで骨を埋めるという気概を持った人間(選手・スタッフ共に)に上の晴れ舞台から
より良いオファーが届くような状況は今後出てくることが予想される中で、その間でどう葛藤するものなのかな、と。 

そこまで今は考えるような状況や背景ではないですし、そこまで行ったらすごいなぁ、と考えさせられました。 

サッカーの表層に関する情報は飽和状態で、こういう掘り下げたものが読みたくて仕方がない読者が
増えていると思います。そういう中で、広く薄いサッカー情報(ぱーっと写真とか見出しだけ読んで終わるような
媒体や、番組など)よりも、今後はこういう局所的に深く捉えるものの方が、読者も腰をすえて読むし、
考えさせられるし、それが今後のサッカーを取り巻く環境の発展に繋がるものだと感じております。 

「その国のサッカーを本当に表すのが4部リーグかもしれない」 
と言うフレーズ通り、お勧めの一冊でございます。 





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5月8日(木)
アジアツアー最初

とりあえず日本に到着し、ホテルにチェックイン、時差ぼけとの戦い。 

そんな中、先ずすること。 

@深い浴槽のお風呂につかる(フライトの後のお風呂は良いですね) 
Aコンビニに行く(毎回色々とあり、興奮度UP。早速観たことのない歯ブラシと、歯磨き粉とお菓子、
そしてサッカーマガジンを買いました) 
B深夜のお笑い番組をうとうとしながら観る(全く芸人たちが解らない人たちばかりですが、
この脳みそを使わなくても良いぼーっとした感覚が良いです) 

おまけに地震を体験しました。ホテル故に耐震構造らしく、怖い以上に船に乗っているかのように軽く酔った。。。 

さて、長丁場の仕事が始まります。 

次回は仕事でなく、休暇での日本帰国を真剣に考えなくては、と毎回ホテルの窓から街並みのネオンを観て思います。 

  


 


         Copyright © 2002 Takehiko Nakamura.
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