ここは筆者の普段の生活を綴っております。
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12月31日(月)
改めて感謝の2007年でした

日本はもう年が明けちゃいましたが、NYは未だです。
後、7時間ほどあります。

今年は振り返ると、先ずは「怪我」と「感謝」の1年でした。
左足の骨折に右足のアキレス腱断裂。
両方とも手術で、合計3ヶ月は松葉杖で歩行をした1年でした。

自分のみならず、周りに怪我をすることで迷惑を多大にかけました。
家族、パートナー、友達、会社の同僚、クライアント・・・。

そして皆からの心に染みる看病、気遣い、優しさ、それら全てに触れることが出来ました。

地下鉄に乗れない中で、毎朝早くから車で迎えに来てくれたN。出迎えるためには普段より余計に
早く起きないといけないのです。僕を送った後は、そこから家まで運転をし、駐車スペースを
探さなくてはならないのです。サッカー部の仲間でもあり、ほぼ3週間、毎日朝・晩と、送迎をしてくれ、
会社では両手が使えない僕のためにコーヒーをいつも入れてくれ、お昼ご飯まで買ってくれて・・・。
休日には気分転換に、って大型スーパーまで連れて行ってくれたり・・・・こんなにいい奴は普通いねぇーだろ??
と真剣に思ってますし、心の底から感謝してます。。

他にもNの都合が悪いときには同じ会社でもないのに、無理を言って何度か送迎をしてくれたり、
家までお見舞いに来てくれたりの後輩のYくん。LAからNYに来たばかりで自分の生活セットアップや
新しい仕事に慣れる最中にも関わらず、本来であれば先輩の僕が色々と手伝ってあげなくてはいけないのに、
本当にお世話になりました。申し訳ないです・・・。

同じアパートに住むSにも、皆で集まる会とかがあるときには車で送迎をしてもらったり、
お見舞いを何度も持って来てくれたり、本当に感謝です。彼には1度目の怪我の時も松葉杖で
雪の降るマンハッタンで途方にくれているときに迎えにきてくれて、あの時のことは忘れません。
本当にありがとうございます。

他にもお見舞いに来てくれた仲間たち、自分自身も怪我をしているのに、それでもブルックリンから
わざわざ重い将棋板を背負って、食料も背負って外出が出来ない僕の家まで、何度か将棋を指しに
お見舞いに来てくれたKくん。家でさびしくしているときにいつも笑顔で本当にありがとうございました。
怪我を悪化させないと良いのですが・・・。

自分の生活も色々と大変な中で、おすし屋さんの僅かな空き時間である休み時間を利用して、
自ら最高のネタでお寿司を握ってくれて、お味噌汁と一緒に、それをわざわざ雪の降る中、
「お見舞いですっ」て届けてくれたKくん。あれほど美味しいお寿司を食べたことはありません。
本当にありがとうございました。

いつも心配してくれて、家で寂しいだろうと、家に来てくれたり、家に呼んでくださったSさん、Yさん、CCちゃん。
犬好きの僕にCCちゃんとじゃれさせて下さいました。

会社の中で自由自在に動けない中で、今度開催するパンパシフィック大会のために、お仕事の手伝いをお願いさせてもらい、
オフィスで色々と本来であれば彼の仕事ではないことまで手伝ってもらったり、僕の愚痴を日本語で
オフィスで聞いてくれたり、怪我のせいで欠席をした記者会見に代打として通訳などを務めていただいたMくん。
無理な指示も見事に片付けてくれて本当に感謝してます。

このパンパシフィックチャンピオンシップで残念ながら欠席をしてしまった記者会見では、MLSスタッフ、
Jリーグスタッフの皆様、Oチェアマン様、そしてタイトルスポンサーのMLJ様、I社長様、A様、Y様、A様、
皆様にご迷惑をお掛けしました。本来であれば自分が全て段取りを組み指揮を執るべきところ、行くことが
出来ないことにより、色々なご迷惑をおかけしてしまいました・・・。本当に申し訳ありませんでした。

このパンパシも構想段階で、I社長様が「面白いじゃない」と言って下さったことから大きく話しは進み始め、
日本側ではここに書き切れないほど多くの方々のご助力がありました。JリーグのNさん、Kさん、Kさん、
D社様のKさん、Sさん、Kさん、Mさん、Hちゃん、H社Wさん、ST事務所のSさん、YMのOさん、FTのMさん、
E大学のHさん、SNのHさん、本当にありがとうございました。

自分がコーチとして携わらせてもらっているFC Japanの皆にもお礼を言いたいです。
コーチでいながら怪我ばかりでほとんど参戦できない中でも、僕のことを尊重してくれて、
練習内容とか指示もきちんと聞いてくれて、そして強くなってくれて、自分で怪我をした癖に、
いつもT監督などは暖かく励まして下さり、忘れていないよ、と言うメッセージや賞を送ってくれる。
こんな最高なチーム、監督は中々ないものです・・・。

「2回も信じられない!」と2回とも手術の執刀医となって下さったH先生。保険の融通も利かせてくださり、
また治療もものすごい念の入れようで、丹念に治療してもらうことが出来ました。中々言うことを聞かず、
それでもきちんと診て下さり、また英語で先生に色々と説明をしなくてはならないところ、
日本語で出来、とても助かりました。また負傷をした足の垢を落としてくださる同病院のKさん・・・・
いつも本当に申し訳ありません。本当にありがとうございます。

そして合計3ヶ月間にも及び不自由な身になり、しかも自分のせいで怪我をしたのに、仕事に支障をきたすのに、
一度も叱ることなく、「お前の健康が最優先だ。仕事なんて気にするな。先ずは怪我を治せ」といつも言って
余計なストレスをかけないように、尚且つ仕事は仕事で巧い具合に一緒に進めてくれたネルソン。
彼の理解、懐の深さ、庇護なしには、この一年、仕事をここまで出来なかったと思います。
「何やってんだお前は!ばか者!」と言いたくなる所を、本当に感謝してますし、申し訳なく感じてしまいます。

家族は、言うまでもなく、日本から心配をしてくれ、そして何よりも一番深く感謝をしなくてはならないのが、
パートナーです・・・。

2回の手術の付き添い、普段の身の回りの看病、買い物、食事、全てにおいてこれ以上感謝できないほど、
本当に助けて貰いました。落ち込んでいるときも笑顔で励ましてくれ、ストレスがたまるとき、愚痴にも付き合ってくれ、
寂しそうにしていると友達を呼んでくれ、この人がいなければ自分は、乗り切れなかっただろうな、とまで思ってます。
今回の怪我のみならず、この4年間ここまで常に支えてくれて、何と言ってお礼を言えば良いのか解らないほどです。
最高の大事なパートナーであります。

怪我をして、しかも2回もして、本当にどうなってるんだろう、とお先真っ暗に確かになりました。
でもこうして振り返ると、これほど優しい人々に自分は恵まれているんだな、と改めて感じさせて貰うことが出来ました。
ここには書ききれないほど多くの方々に助けてもらっており、この場をお借りして深くお礼申し上げたいと思います。
ありがとうございます。

どれほど自分が一人ではなく、色々な方々の支えや助けのおかげで生きていることか。
これに気がつきなさいと神様に言われたのだと思います。すぐに天狗になる自分に神様が痛い方法を
使って教えてくれたのだろうなと今では思えますし、今までも、これから先も、一人で成し遂げたことなんてなく、
こうして周りの皆がいるからこそ、自分がいるんだな、と改めて学ぶことが出来た2007年だったのではないかな、
と感じます。

2008年は怪我をしなくても、そう皆様に感謝をしつつ、恩返しもしながら、生きていくことが出来ればと思いますし、
この2007年と言うとても貴重な年を糧に出来ればと思います。

今年一年本当にありがとうございました。
そして来年もどうか宜しくお願い申し上げます。

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【今年を簡単に振り返りますと】

1月:岡田武史様の通訳、インターリーガ運営、ベッカム移籍

2月:H選手、O選手のUSLへの移籍業務、Yさん、Hさん大御所様たちのご来訪

3月:左足首手術

4月:31歳

5月:アイルランド代表USツアーNYべニューマネジャー

6月:松葉杖なしで歩行可能に、CONCACAFゴールドカップHOUべニューマネジャー、
チバスグアラダハラ・釜山アイコンズツアーSJべニューマネジャー

7月:スーパーリーガHOUべニューマネジャー

8月:スーパーリーガHOUべニューマネジャー

9月:バミューダ旅行

11月:パンパシフィツク・チャンピオンシップ発表、右足首アキレス腱断裂・手術

12月:コルセット除去、国際部マネジャー・アジア市場総責任者に昇格




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12月24日(月)
冒険

アメリカではお正月を日本のようにお祝いしない。 
代わりにクリスマスが日本で言う年末のお祝いとなり、大体米系企業は22日の午後から翌年の2日まで休暇に入る。 

クリスマスショッピングは異常な程だ。 

自分は例年の年末は日本に出張兼休暇で帰っていた。 

日本では、FIFAクラブワールドカップ、Jリーグの合同トライアウト、そして時間が許す限り、様々なJリーグクラブ様や、
Jリーグ様、JFA様、スポーツビジネス関係者様など、MLSとして出席させていただき、本当に濃密な時間を過ごさせて
いただける幸運に恵まれ、時間が許せば、家族・友人とお正月気分を味わっていた。 

但し2日始業なので、いつも元旦に成田からNYに向けて飛ぶお正月であった。 

毎年帰る度に母国のサッカーの発展に驚かされ、羨ましくもなり、日米サッカー間で色々と自問自答を繰り返すのが
年末のお決まりであった。 

今年は、本当に残念なことに足の怪我によりアメリカで年末を過ごすことになり、いつも興奮をする日本のサッカーシーンを
目の当たりに出来なかった。 
それどころか家から出ることさえ、一苦労だ。

この次期、アメリカでは契約更新の時期でもある。一年契約の自分はいつもこのことは頭にある。その年の成果・結果を
協議し、年俸・ボーナス・条件などを交渉する。 

始めの頃は馴染めなかったが、4年が経過し、徐々に慣れてきて、今年はいつも以上に嬉しい契約更改が出来た。
アメリカらしく、年齢や年功序列などに関係なく、仕事が評価され、国際部マネジャー、
アジア市場総責任者に昇格も出来た。 

人生で初めての肩書きである。 

同時に静かにクビになってしまい去って行った仲間もいる。。。。 

年末休暇に入る前に、ネルソンがクリスマスプレゼントを持ってきてくれた。それは綺麗な世界地図が表紙に書かれた
分厚い日記帳だった。 

「タケ、人生は常に冒険だ。そしてその冒険は1人でするものではない。冒険には色々な人を巻き込み、
そして色々な人の支えや助けも必要とする。俺は、今年、タケに初めて体験する冒険に連れ出して貰えたよ。
ありがとう。お礼を言いたい。この日記帳にはこれからもタケの冒険を綴るのに使ってくれ」と。 

そんなネルソンも昇進することになり、来年からは僕のボスではなくなる。
コミッショナー専属のリーグ全体の戦略立案の総責任者としての配属が決まり、国際部には新しいボスがNFLから来る。 

MLSはNFLから色々と人を抜擢してきており、MLSは、「マンハッタン南部のミニNFL」と最近は言われ始めている
(NFL本部よりも南にMLS本部があるため)。良いことか悪いことかは両論あると思いますが。 

新しい冒険かぁ、と色々と考えます。 
ここまで4年間僕を育ててくれて、守ってくれて、励ましてくれて、友達にもなれたネルソンなしで、
自分は更に成長をしなくてはならない時代が始まるのだな、と不安も交錯します。



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12月3日(月)
雪と共に

日曜、NYでは初雪。 
起きたら外が銀世界。 
すぐに飛び出したかったけど、残念ながら足のせいでそれは叶わず。 
頭だけ出して冷たい風をたくさん吸い込みました。 
夏より冬が好きと公言するほど、雪が好きなんです。 

足の怪我の経過はおかげさまで順調です。 
仕事はこれに関係なく嵐のように過ぎ、「あっ」という間に一日が過ぎます。 
電話は手垢だらけ。。。 

でもここまで順調に治っているのは本当に、理解のある上司ネルソンと。。。 

自分のパートナーのおかげです。 
普段から色々とお互いに支えあうが、怪我の時に人一倍気を使ってくれて。。。。。 
手術の付き添い。薬の買出し、ご飯の準備、洗濯、掃除。。。。 
前回怪我をした時も、何を差し置いても看病をしてくれ、今回も。。。 
本当に感謝しているし、怪我をすることは自分だけの問題ではなく、人様にも迷惑を掛けてしまうなぁ、
とやはり反省をしております。 
でもパートナーがいなければやっぱ今の自分はないな、と改めて感じ、深く感謝しております。 

パートナーの他にも、職場に行かなくてはならない時に、車で通勤を手伝ってくれる同僚。口数は少ない彼だが、
車中で話す様々な会話が心地よい。でも我が家の前まで来てくれるためには通常よりも早く起きなくてはいけないし、
運転もしてくれて、これもまた迷惑をかけてしまっており。。。深く感謝しています。 

他にもサンクスギビングにお見舞いを兼ねて訪ねて来てくれた大勢の友達たち、動けない身だったけど、
本当に嬉しかったし、楽しかった。 

この週末には、わざわざ将棋板を背負って訪ねてきてくれた友人。おにぎりを食べきれないほどと、
焼肉の肉を持参してきてくれて、焼いてくれて、将棋を静かに夜まで一緒に指した。
将棋は昔はものすごい熱中したことがあったけど、久しぶりで、長考の連続だったけど、
リラックスできるありがたい時間であった。 

同様に週末、ワインと共に、お見舞いに訪ねてきてくれた後輩と友人。同業なため、今度は一転して、
夕飯が終わっても延々と将来の夢とか、これから何をするべきなのか、など仕事の話を話し込んだけれども、
仕事というより趣味の延長と言う感じで、これまたありがたかった。 

メールでも、ライバルであり、良き友である彼からも平日のお昼にランチ持参でお見舞いに行くからと届き、
そんな。。悪いのに。。(でも自宅作業もさびしいしな)と、感謝させられるメールを貰いました。 

そして今日パートナーが会社から帰ってきて、お土産を持ってきてくれた。何だろう?と開けると、上等なお寿司が! 
お寿司?! 
と思ったらカードが中にあり、お見舞いの優しい言葉が・・・。 
おすし屋さんで働く、後輩が握ってくれたお寿司で、わざわざ休み時間に寒い中、パートナーの会社まで僕のためにっ
て届けてくれたのでした。涙が出そうになりました。 
味もNYでこんなに美味しいお寿司があるのか。。。と。 
これを握る彼の想いを噛み締めながら本当に、こうして多くの人々の優しさに感謝し、神様にも感謝しました。 

一日も早く怪我を治し、皆に深く深くお礼をして回りたいと本当に想いました。

  


 


         Copyright © 2002 Takehiko Nakamura.
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