ここは筆者の普段の生活を綴っております。


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7月31日(日)
8月入りですね

油断をするとすぐに日記が停滞する。
ジョギングも予想通り3日坊主。
お陰さまでかどうかは解りませんが、NYで参加をしているクラブチームもアジアンリーグで
初黒星。。。

ゴールドカップのご褒美にもらった金曜日の休日は、NYを発つチームメートの後輩Kと昼ごはん。
色々と雑談。素直じゃない中にも素直な素顔も時折見せる思春期真っ只中なK。
素質はあるのだから、その素直な部分をいつまでもね。
今度会うときは立派な選手になっていて欲しい。と言うよりも成れる。

その日の夜は、UMASSで元ルームメートであったトーステンがドイツから訪ねてきており
焼肉を(笑)。元ドイツU20候補で、今もドイツの4部リーグでプレー。UMASS時代は
共にチームメートで学内大会では敵なしだった。
そんな良き思い出や彼が日本を訪れた際のカラオケでの馬鹿騒ぎを語りながら、
ドイツでの下部リーグについて色々と教えてもらえる。ドイツは7部リーグでもお金を
選手はもらえるのだと言う。

土曜日は冒頭に書いた、リーグ戦で不本意な敗戦。
体調がそのせいか(?)優れなくなり、即帰宅就寝。色々なお誘いを受けたにも関わらず、どれ一つ参加
出来ず、さすがの出不精の自分でも自己嫌悪に布団の中で思う。
野外コンサート、送別会、久しぶりの飲み、仕事で訪れている日本プロ野球球団に勤める
後輩からの誘い、などなど。

本当に申し訳ありません。

日曜日は、自分が関わっているACミラン対チェルシーの親善試合を観にジャイアンツスタジアムへ。
この試合は運営は関わらなくて良いために、久々にゆっくりとスタンドからの観戦。
でも試合中にフィールド上でのほかの同僚たちの動きにも注目。

試合自体は暑さと、親善試合ということもあり、少々見ごたえに欠けるものであったが、
ルイ・コスタの鮮やかなシュートには立ち上がってしまいました。

明日から8月。
かばんにはジムに通う用の道具を入れました。続くかなぁ。。。



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7月28日(木)
しーん

しーんとしたオフィス。
MLSスタッフの9割がオールスター戦のためにコロンバス入りしているため、
オフィスに残っているのは自分たち国際部とバックオフィスのスタッフたちだけ。
しーんとしている。

色々と細かな仕事や日曜のACミラン対チェルシーの試合のチケット販売など
うすーくひろーく仕事。何気に適度の忙しさだった。気がつけば、奇跡の6時前帰宅&明日は
ゴールドカップお疲れ様・御褒美オフ!

明日は後輩Kと昼に会う約束をしており、夜は、UMASSでルームメートだった
トーステンがドイツからNYに来ており明日は会ってきます。

昨日の突然の夕立のせいか、比較的涼しい。しかしNYの暑さを表現すると、自分の顔面に
ドライヤーをぼぉーっと吹き付けるような感じだろうか。
地下鉄に潜るとドライヤーの勢いと温度が上がる気分。
そんな中、イギリスでのテロの影響で、最近NYの地下鉄では無作為に検問が設置され、
乗客の荷物検査が抜き打ちで行われているし、各駅に警官が立っている。怖いものです。

「電車男」を引き続き読む。今のところ心温まる一方だが、まさかこのまま終わりは
しないだろうなぁ、と残り半分ある本を見て疑う。

夜は最高に美味い春巻きを作った。自画自賛もの。



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7月27日(水)
ふざんけな

ふざんけなぁ〜〜〜〜。
と言いたくなる猛暑・猛暑・猛暑。
暖房を最高温度で入れているのかと思わせる気温。
地下鉄に潜るとさらに悲惨な状況に。
ポロシャツ出勤も効果薄し・・・。

服装には厳しい国際部。同僚のアレに「ネクタイはどうした?」と突っ込まれても無視。
無理です。いくらボスのネルソンがいつも皺一つないぱりっとした姿で出勤をしていても
今日は勘弁です。

と言いつつも今日も街中に少々ポスター配布に出る羽目に。
自分の国際部は直接関係ないと思われた今週末のACミラン対チェルシーの試合のチケット
販売の援護をメトロスターズに依頼される。
ゴールドカップでの成功を当てにしているらしい。
ゴールドカップの収益は多大で、我が国際部は4名しかいないものの、MLS内で最も成功をしている。
今、旬の部署なのである。

イタリアにまで国際電話をし、「English Ok?」などと英語の心配ができる立場でもないのに・・・。
一人でこっそりと苦笑い。
サービス精神なんて皆無のアメリカに最近慣れていたため、イタリアの丁寧な電話対応に
虚を突かれる。しかし、ガゼッタ・デロ・スポーツとかにカラーの広告を出す際の料金の
高さに驚く。

一方でMLSオフィスは只今空っぽです。
皆、これまた今週末に行われるオールスターのために出払っている。これに関知していない
我ら国際部はNYにて留守番。のんびりのつもりが上述した援護依頼のためにどういう訳か
汗をかくはめに。

とは言え、ゴールドカップ中のような朝方までの作業はしばらくはお休みで、早めに帰り
ジョギング。今日で昨日に続いて二日目。明日さぼれば正真正銘の三日坊主・・・。
どうなるでしょう。

夕方、堪り兼ねた日中の湿度がいっぺんに落ちてきたかのようにドシャっと雨が降った。
「落ちた」という表現のほうが正しいか。そのため若干涼し目な気がしております。
病は気からと言うように全て気から。

日本でヒットをしたらしい「電車男」を借りており、読んでおります。まだ途中ですが、
何か心温まる懐かしい感想を今のところ受けております。



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7月25日(月)
完全休養

ゴールドカップ熱を冷ますために今日は自主休暇。
久しぶりに惰眠をしようと考えたが、どうも眼が覚める。
こういうときに限って朝起きてしまう。結局3度寝するものの、12時に起床(十分寝てるか)。

着替えもせず、PCに向かい、今所属しているクラブチーム・FC JapanのWEBページ作成。
直に公表します。
続いて洗濯。コインランドリーへ。ワイシャツをクリーニングに出すべきか迷ったが
貧乏性な自分は、自分でアイロンをかけることを選び、洗濯機にワイシャツを放り込む。

で、ゲーム中古屋へ行き、安いのを物色。
洗濯しがてらゲームで何も考えないように努めた。
部屋の掃除。ゴーゴーと掃除機をかけ、出張から戻ってきてから広げっぱなしだった
スーツケースをようやく片付ける。
夜、最高に美味いゴーヤチャンプルをサッポロビールと共に食す。

完全に非生産的な一日。
とても贅沢なことだと思う。毎日これだったら死んでしまうけど、毎日仕事でも死ぬ。
メリハリが大事。

東京での地震のニュースが気にかかる。どうか皆無事でありますように。。。。。。
また、ヴェルディがレアルマドリーに勝ったというニュースがMLSでは結構、大事らしい。
個人的には嬉しいことで、明日オフィスで自慢するつもり(笑)。

日本人初のゴールドカップ運営(補助)は自分に多くの経験と出会いを与えてくれた。
明日から次のプロジェクトに向けてまた頑張りたいと思う。



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7月24日(日)
ゴールドカップを終えて

ついに決勝戦当日。
ジャイアンツスタジアムに早朝到着し、ミーティング。
自分は担当のパナマの宿泊するホテルへ向う。
自分の担当するパナマがここまで来るとは思ってもいなかった。
ホテルへ向う最中、NJの高速道路を運転しながら不思議な気持ちになった。

ホテルでは、選手たちはリラックスしていた。
ここまで来れただけで十分とは言わないが、誇りに満ちていた。
ロビーには、多くの人がおり、追い出しもせず、触れ合う光景はアメリカならではだろう。
子供たちが真っ赤なパナマ代表のユニホームを着てロビーで選手たちからサインをもらう。
とても良い光景だと思った。ファンを邪険に扱う選手は僕は嫌いだし、そういう光景も
目の当たりにしたことがあるからだ。

パナマからはこの決勝戦のためにわざわざ飛行機で500人ものツアーが組まれた。
日本の某大手サッカー週刊誌から派遣されてきたライターのM氏と対面。
自分がいつも愛読するオンラインの某大手サイトにも書かれているM氏のバイタリティには
びっくり。パナマ代表の一員かと思うほど、溶け込んでおり、スタッフシャツまで
もらっている。M氏との会話はパナマがホテルを出るまで続きました。この後、日本帰国後、
東アジア選手権取材や、東欧諸国へ独自取材に行かれるとか。
次はどこで会えるのだろうか。

他にもセリエAの某チームの社長もパナマの選手獲得目的で来ていたり。。

しかし、それらよりも、自分はやはりチケット売り上げが気になる。
明らかに昨日一日の付け刃のプロモーションで売り上げに影響が出るとは自分でも
思っていない。それはネルソンも同様で、ただ居ても立ってもいられない中での苦肉の策
だったと思う。自分もネルソンの気持ちは解るし、とりあえずは何かをしなきゃという
気持ちだけだった。

それだけにこのチケット売り上げという観点から見たときのこの2チームは苦しいチームたちなのだ。
コロンビア、ホンジュラス、そしてメキシコのいずれかが、アメリカ代表と決勝戦を行えば
最高のシナリオであったのだが。。。

スタジアムに着いても試合開始まで見るまい、と決め、他の準備を。
そしていよいよ選手入場時刻。
フラッグキッズの持つ黄色のFIFAフラッグと、FIFA公式音楽と同時に選手入場!

驚くことに準決勝のときとひけを取らないファンの歓声。
高台に出て見下ろすと、入ってる!
星条旗だらけ。
そしてパナマ応援団の真っ赤な席。
3万人強の入り。

他の国がどうとか、日本ならばどうとか関係なく、他の国のサッカーに関わる人が、
たいしたことないじゃんと言おうが、自分が最初から最後まで関わったこの大会。
ビジネスとしてみたときに、完全な黒字での成功を単純に誇りに思った。
これにどれくらい関わったかはわからないし、大した仕事もしていないけど、嬉しかった。

これ以上の観客動員数を誇るJリーグクラブもいる。
でもこのアメリカにおいて、あのスタンドの雰囲気は前例が中々ないと言われた。

SUM(自分の居る会社)は本来もっと盛り上がるべきなのに、盛り上がっていない
大会の権利を買い、それをプロモートするビジネスも行っている。今回、ゴールドカップに
関してはそれが出来たといえる。

それだけでも単純に嬉しい。

試合の方は、PK戦までもつれ込む大接戦。
長時間の点の入らない試合を好まないアメリカ人ファンも固唾を呑んで見ていた。
PK戦では、アメリカ代表の守護神がサポーターたちを鼓舞させるパフォーマンスを
するなど、最後まで盛り上がった。
そしてアメリカ代表が地元開催優勝を見事に果たす。
次回のコンフェデに出場をする。
欧州組は、3,4名のみで後はMLS選抜言い換えれば国内組のアメリカ代表が
ここまでの強さを見せることは、MLSの成長を示しているし、この北中米カリブ海地域に
おいて、メキシコと並んでアメリカは強い。

試合中、またリサーチのためにファンの中を歩き回り、色々と聞いて回っているときに
感じたのは、アメリカ代表の旗やユニホームを着て「USA!」と応援しつつも、
ホンジュラスの旗をも持っていたり、コロンビアのレプリカを着ていたりする。
聞くと、「コロンビアから移民して来たけど、コロンビア負けたし、自分はアメリカ人だから」
と。ものすごく興味深いスタンド模様でありました。

アメリカ代表ほど、地元開催であってもいつも対戦相手のファンの方が多いという
皮肉な状況に陥るチームはないだろう。常にアウェー。
でもこれほどアメリカという国に同化しようとしている人が多い国でもあるのだと、
スタンドを歩きながらUSA!と声を枯らして応援している多くのヒスパニック系移民ファンの
顔を見て思った。祖国と母国。

ネルソンだってそうだ。アルゼンチンの血を引く彼は、アルゼンチン代表を愛して
止まないが、同等にアメリカ代表を愛する。

MLSのスタッフだって、コロンビア、ニカラグア、メキシコ、ハイチ、アルゼンチン、
トリニダード・ドバゴ、イタリア系と多種多様で、それぞれ祖国を応援するが、
アメリカ人であるため、当然アメリカ代表を最も応援している。

この国でサッカーを売るのは非常に興味深いものなんだな、とつくづく、感じた。

試合中、フィールドにネルソンが奥様とお子さんたちを連れてきた。
「どう?」
と聞くと、「もっと出来たと思うけど、満足している。お疲れさんだったね。来週は
月、金曜日と休暇取っていいよ。何も考えずに休んでくれ」
と言っていただけた。

その言葉に甘えてこの日記を綴っております。
一ヶ月に続いたこの大会は良い思い出として残りそうです。



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7月23日(土)
いよいよ決戦

土曜日。
快晴で、しかも湿度が低く気持ちの良い風が吹き抜けるマンハッタン。サッカー日和!
しかし、自分はオフィスへてくてくと通勤。
明日のゴールドカップ決勝戦プロモーションのために出勤である。

その昔大学生のとき、就職活動を迎えるに当たってスポーツ関連の仕事に就きたいのなら、
スポーツを自分自身でやるのは諦める覚悟が必要だよ、といわれたことがある。
それは皆がスポーツをするときに、スポーツイベントが行われるからである。
要は週末は仕事だよ、ということである。

まぁ、一挙両得は無理ですね、いくら自分のモットーとは言え。

と言うわけでFCJの仲間が試合をしているときに自分は自分のインターンのマウリシオを
連れて、チラシ配りをしにマンハッタンへ繰り出す。

プロモーションって要はチラシ配りです(笑)。

前回の準決勝同様に、明日の決勝に向けてネルソンから1日でどれだけのチケットを売り上げられるか、
やってこい、と強引な指令だ。ただ、前回の準決勝の前に実施したプロモーション配りの効果は
計算をすると大体4,000ほどの追加販売には貢献している。

今回もマウリシオとどの当たりを重点的に攻めるかなどの計画を昨日立てたので、その地点に
オフィスでチラシをピックアップし、出掛ける。

準決勝のコロンビアやホンジュラス、あるいはその他の中米、あるいは南米のファンに対して
サッカーの試合を売るのは比較的簡単だ。皆サッカーがものすごく好きだし、そういうファンが
集まる地域も決まっているし、権力者を掴み、チケットを渡せばそこからばーっと広まる。
移民が多いこの国において、祖国の代表の活躍をアメリカで彼らは見たいのだ。
だからこそ、準決勝(昨日の日記)でもあれだけのファンが大挙する。仲間内での
大イベントなのだ。

しかし、今回は決勝戦にアメリカ代表が進出し、地元のNY開催なのに、そのアメリカ人にこの
チケットを売るのが一番難しい。。。
「ゴールドカップって何?」
「アメリカ代表のサッカー強いの?」
言葉を失うような質問をアメリカ人は平気でする。
(ここで言うアメリカ人は非ヒスパニック、非アフリカンアメリカン、非アジアンのいわゆる
典型的な白人コケイジャン)

だから正直、どこを重点的にプロモートすれば良いのかも難しかった。いわゆる、ヒスパニック系
ファンのときのようにそこを突けば良い、という物がないのだ。

一応、マンハッタン一のサッカー所「チェルシーピアーズ」を重点的に攻めたのだが、
そこのフットサル場の職員でさえ、この決勝戦のことを知らない。。。

世界一になれないコンプレックスのあるスポーツサッカー。
集中力がなく、すぐに飽きてしまうのに、長時間じっくり観戦しなくてはならないサッカー。

アメリカ人にサッカーを売るのは難しい、と実感した一日でした。

それでも汗をかきかき、二人で予定していたことは何とか5時間くらいかけて終え、
帰宅。一応その後、パナマ代表の面倒を見なくてはならないかもしれないため、
出掛けることも出来ず待機。しかし、早めに寝ました。決勝戦に備えて。。。

今朝は決勝戦当日。
早くに眼が覚めました。
快晴。風も涼しい。
いよいよ決勝戦。
これでここまで1ヶ月近く続いたゴールドカップがついに終わる。
LAに始まり、走り続けてゴールドカップ。
この北中米カリブ海地域では、ワールドカップに次いで大きなFIFA大会。
日本で言えばアジアカップ。
その運営は振り返ったときに良い思い出として残るように今から最後の試合運営のために
出掛けてきます!



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7月22日(金)
思いがけない贈り物

今日は昨日のネルソンの指令通り、朝から明後日の試合のチケット売上を伸ばそうか
あれこれ考え、方々に電話。
インターンが自分の下についたこともあり、色々と手伝ってもらう。
インターンがいる?そう、自分にもインターンがいる。
変な気持ちだけど、インターンの気持ちは解る。だからこそ彼のやる気を損なわないように
楽しくモチベーションを上げさせるように二人で取り組む。

超特急で刷り上げた追加のカラーポスターも出来栄えが素晴らしく、明日また配布します。
デザイナーのセルジオはいつも良い仕事をしてくれる。

さて、何故二日連続もこの忙しい中日記をつけることが出来ているか。昨日は単純に
感動を伝えたかったから。今日は思いがけず、夜の勤務がなくなったから!
自分の担当するパナマ代表が、今日の夜の練習を急遽中止にし、野球観戦に行くことにしたのだ。
思いがけない贈り物で、本当に体を明日、明後日のために休めようと思う。

後、昨日の疲れ果てた脳みそで夜中に書いた日記を若干、加筆・修正しました。

しかも今日は、驚くべき第二段の贈り物が手渡された。

同僚にアルフォンソさんという人がいる。
アメリカ代表のコーチやメトロスターズの監督を歴任したことのある、アメリカでも名の通った
名将だが、現在はMLSの技術委員・スカウトを勤めている。

元々はスペイン出身で、その温厚な人柄から皆に愛されている。

その彼が優しい笑顔で、昨日の試合中、僕に
「タケ、明日私の机に来なさい。面白いお土産があるから」
と。何だろう。日本酒でも買って来たのかなと深く考えず、そのまま昨日は仕事に忙殺されていた。

今朝、オフィスに来ると、インターンのエディと、同僚のショーンが、
「タケ、例のものもらった?」
と聞いてきた。それで思い出し、アルフォンソの机に出向いたら、アルフォンソは
またまた優しい笑顔でかばんの中から何か白い物を出し、手渡してくれた。

まさか・・・・と思いつつ広げると、先日行ったレアルマドリーUSツアーのレアルの
ユニホーム。そして何と表には・・・・
「タケへ」という手書きに、ジダン、フィーゴ、ラウル、ロナウド、ロベカル、グティの直筆
サイン入り。。。

勿論、僕のためだけではないが、MLSスタッフでもらえたのはコミッショナーなどの
上層部など、ごく僅か一部だけ。。。
自分の周りにすぐにスタッフたちの人だかりが出来、交互に見せて見せてと言われる。

自分はゴールドカップ担当で、レアルツアーはほとんど関知していなかったのに、
ネルソンから「ゴールドカップでのここまでの御褒美、そして国際部の一員としてタケは
当然もらうべきだ」
と言ってアルフォンソに僕の分も頼んでおいてくれたのだ。。。
ネルソンは本当に飴とムチの使い分けが上手です。。。

説明する間でもなく。。。


当たり前だけど、言葉に表せないくらい感謝感激をしてしまいました。。。

明日は土曜日ですが、頑張って決勝戦に人が多く集まるようにチラシを配り、ゴールドカップを
成功させられるように少しでも力になれるように最後までがんばりたいと思います。



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7月21日(木)
涙腺が・・・

ゴールドカップに忙殺され、更新が止まっていた。。。

色々なことがありすぎて取り留めのない日記になると思うが、記録しておきたいことが
多く、なるべく時系列に書きたいと思う。

先ず、先週の土曜日に束の間の休息を取ったのは良いが、翌日の日曜日、前々から後輩の
ご両親と夕ご飯を食べる約束をしていたものの、家を出る直前にボスから、アメリカ代表が
準々決勝の地、ボストンから今日NY入りするから出迎えに急遽行ってもらうかも。。。
「大会中に予定を入れてはいけない。」
鉄則でした。結局運良くそれは他の人が行い、約束の時間に遅れて予約を取って下さって
いた料亭に。
大変失礼致しました。

翌日はオフィスからニューアーク空港へ、パナマ代表を出迎えに。チームが現地入りを
すると怒涛の日々が始まる。空港で出迎える嬉しそうなファンたちの顔を僕は恨めしそうに
見ていた。

ここまで自分が1週間以上出向いていたLAの他にシアトル、そしてマイアミの3会場で一次リーグが
実施され、マイアミでのハリケーンのせいで、予想を若干下回る客の入りであった。自分の担当を
したLAでの2試合の内、1試合は売り切れ、そしてもう一つは3万の入りでトントン。

しかし2次リーグのヒューストンで5万人弱入り、持ち直し、準々決勝のボストンでは、
見込みを少し超え、準決勝と決勝のNYでの入りが肝要になってきた。以前ここで書いた
自分のプロモーションプロジェクトはそういう意味でも割と重要で、個人的にはどれくらい
お客さんが入るのか心配でならなかったし、今回の自分の所属するSUMとCONCACAF間の
契約内容のためチケットの売上が命である。

NJから見えるマンハッタン


正直、入らなかったらまた怒られるよなぁ、などと心配してたが、昨日、ネルソンが
「飛ぶように売れてるぞ!」
と途中経過を教えてくれた。
これは正直嬉しく、例のプロジェクトのおかげだね、と言ったら、「自分の手柄に
するわけね、なるほどね、タケはそうか、ちゃっかり者なんだね。」と上機嫌で、誉めてくれた。

しかし実際にこの眼でスタジアムを見るまでは解らない。どれだけ来るんだ。。。

決戦の前のジャイアンツスタジアム

ここまで毎晩夜中過ぎまでチームの面倒を見たり、CONCACAFのスタッフと一緒に
リハーサルをしたり、テクニカルミーティングをしたり、本当に心身共に疲れ果て、家に
帰ってもシャワーを浴びてベッドに倒れこみ、眼を閉じるともう翌朝という日々。
スタッフ同士イライラも募り、つまらない喧嘩も起きる。
(関係ないが、CONCACAFオフィスのあるトランプタワーに今朝で出向いたら、
トランプ夫妻とばったり。驚きました〜。初めて本物を見ました。)

初めて、サッカーをありがたむと言うより、早くこの大会が終わってくれとしか思って
いなかった。

そして準決勝に出揃ったのは、コロンビアvsパナマ。そしてUSAvsホンジュラス。パナマ以外
NYにファンの多いチーム同志の組み合わせになったもののまだ落ち着かない。
しかも今回一番人気であったメキシコ代表の準々決勝敗退が痛い。この試合を見守っていた
スタッフ全員がメキシコ代表の敗退にうめいた。。。

こんなに純粋にサッカーを楽しむと言うより、どのチームが勝つと一番チケットが売れるのか
なんて考えながら見ているのも不純と感じている。でもこれがビジネスの側面だろう。

今朝、会場入りし、メトロスターズのスタッフとチケットの売れ行きを計算。2万5千。
後はどれだけのファンが当日券を買いに来るか。
試合開始までじりじりと他の準備をしながら待つ。
試合が始まる前にパナマ代表の首脳陣をスタジアムまで送迎をする。スタジアムの関係者
駐車場に車を入れると中は見えないもの、おびただしい数の車と人がスタジアムの外に
見え、中からもざわめきが聞こえる。動悸し出した。。。

スタッフを席に案内していると、トンネルからFIFAの公式ソングに合わせて子供たちが
Fair Playのフラッグを持って選手と共に入場をし始めた。同時に地鳴りのような歓声が聞こえた。

鳥肌が立った。

急いでスタンドが見渡せる高台へ移動し、スタンドを見渡した。
埋まってる。ホンジュラスと
コロンビアのファンで埋まってる!
思わず涙腺が緩みました。プレー毎に一喜一憂をするファン。
サッカーを知らずに観に来るアメリカ人とは違って本当に盛り上がってる。
チケットの売れ行きもそうだが、こうしてファンが試合を楽しんでいるこのスタジアムの雰囲気が
嬉しい。しばし、そこで試合よりもスタンドのファンたちに見入ってしまった。NJの
夜風が暑さを忘れさせてくれた。

ホンジュラスとコロンビアのファン

試合終了後、メトロスターズのチケット担当、アンドリューを捕まえ聞いた。
4万弱。
ネルソンから「タケ、エクセレントジョブだ」。

嬉しかった。別に自分のプロモーションプロジェクトはほんのわずかしか貢献していない。
恐らく追加で数百枚のチケット売上に貢献しただけだろう。
それは解っているが、少しでもこれに関与できたことが嬉しかったし、戦前は、2万5千入れば
上出来と言われていただけに大成功だった。
今後のマーケティングの参考のために試合中はファンの間に混じってどこでチケットを買ったのか、
どこでこの試合のことを知ったのか必死に聞いて回り、その中でチラシやポスターを見たから
と答えてくれると嬉しかったが、いやポスターなんてどこでも見なかったよとも言われた。。。
英語が喋れない(自分はスペイン語が喋れない)ファンも多い。
試合が進むに連れて酔っ払ったヒスパニックファンたちが増え、ネクタイをつかまれたり、
IDを取ろうとされたり、身に危険を感じ退散(笑)。

今日も試合後の片付けなどで現在時刻2時AM。
ネルソンから明日は早速決勝戦のプロモーション方法を1日で考えてくれと言われた。
と言うのも、誰もが予想をしていたアメリカvsコロンビアの決勝戦ではなく、
アメリカvsパナマという組み合わせになってしまったからだ。

コロンビアかホンジュラスが決勝に進めば問題はなかった。一番ファンが多いので。
でもアメリカ代表をわざわざ観に来るアメリカ人はあまりいない。そして何よりもパナマ。
自分はパナマ担当で、チームとも仲良くなってきただけにその勝利にものすごい複雑な気持ちで
いた。

当然、この眼で日々彼らを見ているから勝って欲しい。でも商売の観点からすると。。。
(パナマ代表にはJリーグでも長年活躍をしたホルヘ・デリー・バルデス選手がいる)
(今回参加した南アフリカ代表の監督はあのナクスター監督!)

自分が担当をするパナマ代表

とりあえずはここまで睡眠時間もほとんどなく、スーツ類も汗だくで、ワイシャツもくしゃくしゃに
なることが解っているからアイロンをかけてない。という言い訳でアイロンする時間もない!
とにかくボロボロだけど後1試合。精一杯売りたいと思う。
(ホテルでばったり会った、元イングランド代表のポール・マリナーさんにも
タケどうした?そんな疲れた顔して。って突っ込まれた。。。。)

ながながと取り留めのない日記を綴りました。。。
この大会が終わったらきちんと纏めて書きたいと思います。



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7月16日(土)
久しぶりの週末

2週間ぶりの休み。
久しぶりの休み。
いつも待ち遠しくて仕方ないサッカーに行きました。
自分が所属をしているFC Japan(FCJ)のリーグ戦は9月〜5月だが、この夏の期間は
NYにいるアジア人で構成されるチーム同士の交流リーグ「アジアン・チャンピオンシップ」が
行われる。レベルは下がるが、本番に向けて良いチームの調整となり、やっぱり練習だけよりは
こうして試合がある方がより楽しい。

前日の晩は、以前働いていたYahoo Sports Japan(スポナビ)の編集長Sさんと久しぶりの再会。
かつてNYで大手メディアJ社に勤務されていたSさん。世界水泳の取材のため、モントリオールに
行く途中、NYに立ち寄られ、色々と積る話をさせていただきました。
自分が勤務していた当時よりも実はMLSでインターンをしているときに現地取材などの
フリーランスのお仕事をいただくなど、退職後の方がお世話にものすごくなりました。
本当にありがとうございました。お蔭様で生き延び、MLS就職に何とかたどり着くことが
出来ました。

試合もあるし、疲れのせいか、少量のお酒なのに回りが速かったため、早めにSさんと
分かれた。しかし、はまってしまった「ダビンチ・コード」を読破するために
夜中の3時半まで眠らずに読み続けました。
これは本当に傑作品ですよ。
美術館とかそれほど興味がないくせに、これを読みながらここに出てくる伝説や美術品を
実際に観にフランスに行きたくなってしまいました。

なので、当然今朝は眠たい眼をこすりながらサッカーの集合場所へ。
練習を軽く終えた後に、いざ試合。
調整の意味合いもあるので、別にFCJもレギュラーとか関係なく、ランダムにメンバーを
組んで試合に臨む。前半に出場をさせてもらったが、3−0で折り返し、楽勝ムードが
漂う。しかし、後半メンバーが徐々に揃い始めた中国人チームの反撃。
あっという間に4−4の同点でラスト5分。

ここで、疲れたメンバーに代わって再び自分が出場をするチャンスをもらえた。
そしてその数分後、ゴール正面で自分たちがフリーキックをもらう。
ボールを取り、自ら蹴るつもりで構えたら、
チームのエース格のNが「枠には入れてくださいよ」と、ボソッと言う。
この大きなチャンスを逃すまい。

無心で蹴ったボールは綺麗な弧を描いてゴールに。5−4で試合終了!

試合終了直前に勝ち越しゴールをフリーキックから奪うという美味しい所取りで、自分でも
驚いてしまいました。

これでアジアン・リーグ2連勝。首位キープです。

帰宅後は、MLSの下部リーグUSLのチャンピオンチームにて御活躍をされている
深澤選手の試合を録画しておいたので、それを観た。
解説者もこの試合で最も気に入った選手の一人だと、深澤選手のことを絶賛。
確かに観ていて、技術の格が違うんですよね。
イタリアとかスペインとかそういう皆が見るリーグとは異なり、皆にあまり知られていない
異国の地で頑張る深澤選手の姿を見、これからも応援したいと改めて感じました。



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7月14日(木)
弱気で正直な日記

昨日の晩まで整えたポスター、チラシ、そしてチケットをインターンたちに
振り分け、街に放った。少し遅れて自分も街に出た。
重い。暑い。移動し辛い。

インターンたちもぶつぶつ言いながら回ってるんだろうなぁ、などと自分の計画の甘さを
早速感じつつも、地道に回った。
足が棒になるかと感じ、スーツはまたもや汗だく。
イーストビレッジからミッドタウン、そしてスパニッシュ・ハーレムへ。
ハーレムでは一応高い時計をしていたので、小心者らしく外しました(笑)。
変な人も多かったし。
そんな中を大量のポスターとかビラを持ち歩く自分って。。。(苦笑)

こういう地道な作業はやってみないと、本当にその大変さは解らないもので、自分も街に
出てよかったと思えた。
嫌な顔をされる所もあれば、快く引き受けてくれる所もあり、気分のアップ、ダウンも
それに影響される。でもやるしかない。
チケットを売ったわけでもないのに、この試合を楽しみにしていると言われると、
ウキウキし、邪険に扱われるとへこむ。

ヘトヘトになりオフィスに戻ると、予想はしていたが、口達者で、根気のない
結果のグループもあった。でもまぁ、総体的に見たらまぁいいんじゃないかな。
しかし、これが良いのか、悪いのか決めるのはゴールドカップ準決勝と、決勝戦の
チケットの売れ行きと、ネルソンの評価だ。
今日NYに戻り、明日また発つネルソンに廊下で、他の指令を受けると共に、
今回のプロモーションについては帰ってから、インターンたちからも聴取する、と
言われ、いやぁこの大会が終わるまで本当に気持ちが安らぎませんね。
もう終わったし、お叱りでも何でも受けますよ、って良くはないのですが開き直りたくなる。

直属の上司が副社長というのは、本当に重圧が大きいものです。
正直、今は逃げたしたい気持ちです。
とにかくアメリカとメキシコの両チームに決勝進出してもらいたい一心です。
そうすれば自然とスタンドがいっぱいになるので。。。

いやぁ、弱気極まりない日記でした。



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7月13日(水)
8月が待ち遠しい

LAから戻り、NY本部の座りなれたオフィス。
同じオフィスにいるショーンと色々と話す。
しかし、ほっとするのも一瞬で、来週NYで行われるゴールドカップ準決勝及び、
決勝チケットセールスのプロモーションを行わなくてはならない。
LAに出張っていたため、
全く手がついておらず、ヒューストンから上司SVPネルソンにひどく怒られる。。。
凹みつつも、時間がもうなく、必死に取り掛かる。
ネルソンに最終確認の電話をもらいたく夜中の12時半までオフィスで待つも、ネルソンも
現場で手が空かず、その日はタクシーで仕方なく帰る。
(この時間に地下鉄は安全になってきたとは言え、僕は怖い。。。)

こういう時にS・GMさんからまた頂いた励ましのメールに救われる。
「神は細部に宿る」
「スタッフが、いつも上司に対して言う不満は、「現場を知らないくせに」
だからね。そういう人間をマネジメントするためにも、現場のあらゆることを
知っておいたほうがいい。」
「大切なのは、準備、準備、準備。」
「笑いながら、仕事に没頭しなはれ。」
いつも本当に助けてもらっております。

今朝方やっと電話でつかまえ、最終的にOKが出る。
このプロモーションを行う、MLSにいるインターン10名を大会議室に集め、概要説明。
ふと今までは自分がインターンの側に居たのに、と感慨深くなるものの、インターンたちも
賢い。あれこれと質問をしてくるので、何とかかわす。
途中、通りの向かいにあるグランドセントラル駅に爆弾らしきものが放置されている、
と人事部から皆に退避警告が出、爆弾処理班がビルの前に駆けつけ、42丁目も封鎖される。
皆がかたずを飲む前で、慎重に袋の中身が路上に出されたが。。。
何のことはない、道端に捨てられたゴミだった。警察たちが一生懸命そのゴミを
再び集める姿を見て、何事もなかったことを感謝する。

会議に戻り、意思統一が図れたところで、プロモーションに使用するポスターや、ビラが届くのを
確認し、割り振り、チケットが無事に送付されたか、メトロスターズのアンドリューに電話。
送ったと言っているものの、ここはアメリカ、届くまで信用ならない。明日、これで
チケットがないとか言われた日には、ネルソンの雷を再び受ける覚悟をしておかなくては
ならない。
落ち着かない。

ゴールドカップレアルマドリーUSツアーACミラン・チェルシーUSツアー
そしてMLSオールスターが全て今月組み込まれているのが諸悪の根源である。
先週LAに出て以来、週末もなく働き詰めで、寝る時間も回復できていない。
オフィスは蜂を突付いたように大忙し。皆もイライラしているから雷も落ちる。
あちこちに出張を皆がしているからコミュニケーションも上手く行かない。

8月1日が待ち遠しい。今のMLSスタッフの総意であろう。



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7月11日(月)
いい加減なアメリカ人

NYのJFK空港に無事帰着。
「暑い!」
何だ、この暑さは。。。息苦しさを覚えるNYの湿度!
LAは夜は上着が必要なほど涼しかったため、身体を東海岸の気候に調整するのに
時間がかかりそうだ。空港の外で一服。テロ対策で機内へマッチやライターの持込が
禁止になり、セキュリティで取り上げられることになっている。しかし、今回ライターを
3つも持ち込めた。持ち込むつもりだったわけではないのだが、PCケースに入ってた。
いい加減だな。

空港で購入したNewsweekを読み、ロンドンでの惨事にショックを受けているだけに
こういういい加減なアメリカの対応にとても心配になる。
NYこそ地下鉄やトンネルを爆破されたらマンハッタン島はあっという間に
孤島と化す。普段の通勤時にこの駅と、このトンネルを爆破すればNYも危ないよな、
と自分でも考える程なんで怖いものです。

今回のイベントを振り返ってもアメリカは随分といい加減である。日本は逆に
余計なことまでし過ぎる傾向があるが、アメリカは出た所勝負の帰来がある。
それであれだけ回すからすごいというか、まぁ、まぁ。。。

今朝はNYに戻る前の朝ミーティングを終え、部屋に戻り荷造りをし、空港へ。
チェックインに際して$200払えばファースト・クラスへのアップグレードを
提示され、しばし悩んだ。。。
でも大きな飛行機ではないので、ファーストクラスと言っても、そんな豪奢な
席になるわけでもないし、6時間ほどのフライトなら我慢できると考え、$200を
ケチりました。

飛行機に乗って、「ダビンチ・コード」を読み始めたものの、気がつけば深い
眠りに。目を開けたときにはNY着陸まで後40分。
あっという間の飛行でした。

さて、明日からゴールドカップNY会場の準備で大忙しです。

追伸:LAでの写真を何点かUPしました。



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7月10日(日)
ようやくNYに戻れる!

ゴールドカップLA会場第2戦が行われ、昨晩遅く、そして今朝方も早くから
てんてこ舞い。国際試合運営は本当に心身共に疲弊します。
ロッカールームの何々が足りない、とか、TV放映が始まり、選手入場のキューが
出ているのに、審判が控え室から出てこないから怒鳴らなくてはならないとか、
FIFAの旗を持って入場する子供の中の誰々はリハーサルにこれなくなったとか、
試合後、一方のチームの選手がもう一方のロッカールームに殴りこみに行くとか。
もうキリがないほど、考え付かないような事態発生とか、本当にイベントは生き物です。
スタッフ間のトランシーバーのやり取りは怒鳴らないと歓声で聞こえない。
ヘッドホンをしていてもだ。
切羽詰ると怒鳴りあいになる。

今日なんて、試合開始ギリギリまで公式試合球が渋滞で届かないというひやっとする
ことも起きました。
それだからこそ、FIFAの音楽と共に選手がフィールドに入場をして行く後ろ姿を
フィールドの入り口で無事に見送るときは鳥肌が立ちます。
何度見ても選手入場は鳥肌が立ちます。
そしてだからこそ、スタッフの連帯感と終わった後の達成感はあるのだろうけど。。。

メキシコ代表のスタッフの面々とは言葉が通じなくても少しずつ知り合いになっていく。
団長には「タキート(小さな棒)」と呼ばれる。
嬉しいことじゃないですか。

その、メキシコ代表はやはり超人気で、今日もスタンドは大賑わい。
フィールドでオペレーションをしているときにスタンドを見上げると、メキシコの
国旗で埋め尽くされるファンの顔を見るのは心地が良い。
カリフォルニアの突き抜けるような青空も手伝い、試合自体は大成功であった。
(チケットの売上などは若干、目標値に届かなかったものの)

一日中、炎天下で走り回り、汗びっしょりに日焼け満点だったけど、まだ走る作業が
多いということは修行中の身という証。日々精進しなくてはなりません。

普段から色々と相談に乗ったりしてもらっている某チームGMのSさんからも、焦る気持ちを
穏やかに揉み解すことが出来る激励のメールをもらうことが出来た。

「まあ、プライドや今までの苦労を思い出さないで、没頭しなはれ!!」
「今、現実逃避しようとしたら、後で後悔するよ!!」
「何が自分に合っているかは、なかなか判らないものよ。ぼくもそうだもの。」
「健康で、何も心配がなく、おもいっきり働けるのは、それだけで幸せだぜ!
だから、まず今は耐えなさいよ。」

ごくごく当たり前の言葉だが、躍起になっている自分にすぅっと入ってきて落ち着かせて
くれるありがたいメールでした。
Sさん、本当にいつもありがとうございます。

まだまだ駆け出しだもんな。よく考えたら。(って考えなくても解ることだが。。。)

明日は久しぶりにNYに帰れます。
準々決勝の会場である、ボストンとヒューストンにスタッフもいるが、自分は、
NYで控える準決勝、決勝のプロモーション活動を行うために帰らなくてはならない。
とりあえずは明日飛行機の中で寝て、帰宅後もすぐに寝、火曜日からまたばりばりやります。



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7月9日(土)
異国の地で頑張るということ

昨日の開幕戦の余韻に浸る間もなく、明日の第2戦の準備のために早朝より
スタジアムへ。明日の試合はLAメモリアル・コロシアムで行われるため、全て荷物を
緒戦の会場であったホームデポセンターから移動しなくてはならなかった。
ご存知かもしれないが、このコロシアムはロス五輪の際に使用されたもので、
自分が初めてサッカー観戦をした思い出の地でも個人的にはある。
ブラジル対モロッコの試合を父に連れられて観戦したことは何故か強く記憶に残っていて、
その座席位置まで何となく覚えていたことから、今日はしばし、その席をの当たりに
腰を下ろして感慨にふけった。

諸々の準備を行い、南アフリカ、グアテマラ、ジャマイカの練習を監視したり、座席の
区分をしたり、プレスボックスや他のオフィスにインターネットのラインがインストール
されているかなどの確認作業を行い、ホテルに一旦夕方引き上げ、その足で、MLSの
試合を観戦しに、ホームデポセンターへ。

今季まだ一勝しかしていないチバスUSAが5−1の大勝を収め、ファンは狂喜乱舞!
試合中は相手GKやチャンスに必ず皆で声を合わせて「プント!」とスペイン語で
下品な言葉を浴びせたりしたり、スタジアムでは発炎筒が焚かれ(禁止なんですけど)、
試合後は、シーズン中の2勝目にしか過ぎないのに、ファンが大盛り上がり。
選手もファンと抱き合うために、スタンドへ御礼をしに行った。

ここで面白かったのは、メキシコから移籍してきている選手は観客席までファンと直に触れる
位置まで行って御礼をするのに対してアメリカ出身の選手は近くまで行くものの、手を振るだけで
引き返す。本当はこのアメリカ出身の選手たちがメキシコファンにもっと愛されなくては
ならないのだから、良くないよなぁ、と感じた。
一方で異国の地で頑張っている選手にとってこれら同胞とも呼べるファンたちへの感謝の
気持ちや、一体感は、同じ異国からの人間として理解できた。

たったの2勝目なのに、ファンはそのまま席に残ったり、選手の出待ちをしていて
まるで優勝したかのような大騒ぎであった。
ホームデポセンターのコンコースに、チバスUSAはCHIVAタウンというチバスの
テーマパークを作っていた。ここには色々な出店やステージではメキシコの音楽の
ライブを実施。チバスを祭る像まであり、ファンたちの喜ぶ顔を見ていて、こういう風に
ファンをひきつけるのもいいなぁなどと試合中は考えながら観察していたのだが、
その像の周辺に試合後は喜ぶファンが集まり、乾季の舞を行っていた。僕にとっては
自分の愛するチームの勝利をこうして喜ぶのは普通のことだし、良いことだと思って
微笑ましくみていた。老若男女皆楽しそうに踊っているところへ、スタジアム責任者登場。

お前らスペイン語で汚い言葉で罵ったり、もう散々だ!出て行け!と一喝。僕にもファンに
とっても理解の出来ない事態でした。。。
この責任者は差別主義者なのか、サッカーファンのことをあまりに知らないのか。。。
後でスタッフとも、あいつはおかしいよなと話したのですが、自分のスタジアムに
足を運んでくれるファンに対して最悪の対応をしたもんだなぁ、と感じてしまいました。

とまぁ、そんな一幕を見た後に明日の試合の打ち合わせを行い、帰り際に明日の試合用の
水などの買い出しを行い、ホテルに戻ったのが夜中の11時。
ロビーには上司のポールと、シアトルから日帰りで戻ってきたネルソンがおり、
ジェフと4人で簡単なすり合わせ。
夜中12時。
ポールがビールをおごるということでバーに行き、馬鹿デカイジョッキを空ける。
同じバーに今日の試合でチバスに負けたレアル・ソルトレークの副GMで、自分がインターンを
していたときの上司と再会。

部屋に戻り、仕事のメールを幾つか片付け気が付けば2時。
明日は6時半集合なので、寝ます。
というかもう既に寝てます。。。

明日の試合運営を無事に終え、気持ちよくNYに帰りたいと思います。今日は他にも
しなくてはならないことがあったのだが、本当に申し訳ないです。
今日は疲弊しすぎております。。。



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7月8日(金)
ポカって殴られた

北中米カリブ海サッカー連盟はCONCACAFと言う。
日本が加盟をしているのはアジアサッカー連盟のAFC。
日本がアジアカップを制覇したことは記憶に新しいが、CONCACAFの王者を決める
ゴールドカップが6日より、米国内各地で開幕し、今日自分が派遣をされている
LA会場が開幕した。

第一試合は優勝候補メキシコ代表対南アフリカ代表。そしてダブルヘッダーで、
グアテマラ代表対ジャマイカ代表が第二試合であった。
米国におけるサッカー人気は今ひとつと言われているが、ヒスパニック系のファンには
絶大なる人気を誇り、今日の緒戦は、チケット完売、それでも諦めきれず、チケット
ボックスの前に長蛇の列が試合開始後も出来ていた。

スタジアムにはメキシコとグアテマラのファンで埋め尽くされ、皆足をスタンドに
叩きつけるため、そごい地響きとなり、フィールドにいると怖さを感じる。
実際に、ライバルのアルゼンチンとの試合を運営するとフィールドには下りたくない。
ビールやコインが降ってふるからだ。スタンドでは流血の喧嘩が起き、警察隊がリンチに
遭いそうな家族を救出したりすることも目の当たりにした。

朝からまたもや水などを買い出し、チームに届け、スタジアムで準備。自分はスタジアム内で
行われているスポンサー用のイベントの監視。スポンサーもお客であり、それらをスタジアムで
VIPとしてチームが御持て成しをするのである。
これは色々と面白い催しものがあったりして、見ていて勉強になるんです。

試合が始まれば皆、席に向かうので監視も終了。続いてフィールドにトランシーバーを
片手に降りる。声援でシーバーの声も聞こえないからイヤホンを片方の耳にし、もう片方には
携帯電話。よく訳が解らなくなります。試合の進行役であるジェフのアシスト。

とことこフィールドを歩いていると、ポカって風船で頭を叩かれる。スタンドを
見上げると犯人のメキシコファンが「コンフェデレーション・ジャパン」と言って
からかってきた。
何のことか解らなかったが、あっ!コンフェデで日本をメキシコがやぶったことだな、と
気が付く。日本人だと何故解ったんだろうと、思いつつも、あの試合は良い試合だったと
いう親愛の情を込めたものだと勝手に解釈し、日本風愛想笑いを返した(笑)。

でも、あの試合を通して日本代表がそういう風に外国のファンの記憶にも残っているのが
嬉しかった。
結局、そのメキシコは南アフリカにまさかの敗退。ゴールドカップ運営サイドは
皆、がっかり。メキシコ代表とアメリカ代表の決勝戦になったらNYで行われる決勝戦は
超満員になるからだ。まだ、一次リーグ予選なので、どうにかなるだろうけど、
アメリカにおいてファンが多い、コロンビア代表にグアテマラ代表までが緒戦を
落とし、スタッフは皆蒼い顔をしております。
日本代表を招待すればいいのに。。。
(ゴールドカップは毎回2カ国、地域外から招待するのです)

試合中、走り回り、試合後、撤収作業に追われホテルに戻った今は真夜中過ぎ。
ワイシャツだけじゃなくてスーツもぐっしょり。。。。気持ち悪いなぁ。。。

まぁここで日記を終えれば何か色々と充実して仕事しているようだが、国歌斉唱に
使用する南アフリカ代表の国歌の古いバージョンを自分の確認ミスで流してしまい、
凹んでしまいました。お咎めはなかったのですが、これは大事だと自分では深く深く
反省しました。上司が、南アフリカ代表に、
「今日は古いバージョンの国歌のおかげで勝ったことだし、次の試合も古いバージョンで
良いでしょ?」
と超強引に笑いを取ってフォローをしてくれたりして。。。

自分は如何せんまだMLSでは新人扱い。
新人扱いの仕事もやはり多く、今日はMLS入社以来初めてもうこんな国際試合の運営嫌だ!
と投げやりになった瞬間までありました。

こんなかっこ悪いこと書かなくても良いと思うけど、今日はそこまで精神的に辛い
試合運営でした。

さて、でもまだまだ。開催4都市を4日間で回っている上司のネルソンに比べれば。。。
アメリカの出張は大陸が広くて疲れます。。。
昨晩はネルソンにこっぴどく怒られる夢をみたばかりで、それを言ったら、俺はそんな風には
怒らないぞ、とにやぁ〜とされました(笑)。

もうヘマはしません。



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7月7日(木)
七夕だ!

昨日の夜は遅く、今朝は早く。。。
まぶたがここまで重いものだったっけ?と一人で考えながらロビーに。
スタッフとチーム用の水やスポーツ飲料の買出しを行い、スタジアムへデリバー。

そのまま、LAギャラクシーと、チバスUSAのスタッフとミーティングを二つ連続で
終える。リーグ本部にいるだけでは、やはり各チームとのパイプは築きにくいが、
こういうイベントを通して、現場を共に乗り切ることで、色々と絆が芽生える。
チバスUSAは今回初めて一緒に仕事をするが、ギャラクシーのスタッフには
また来たのか、とオーバーな歓迎をしてくれなくなっており、もっと「おー、久しぶり」とか
言って欲しくなったります。。。

そのまま、明日からついに開幕をするゴールドカップLA会場のコンペティション
ミーティングへ。顔なじみになっているメキシコ代表のスタッフと談笑。いつもは
メキシコ代表USツアーなので、メキシコ代表にぴったりとつくが、今回は
ゴールドカップの運営側なので、贔屓は出来ない。
でも顔見知りなために色々と向こうは頼んでくる。
それを笑顔で何とかかわす。。。はっきりと出来ない日本人だなぁ、などと自戒。

FIFAからも多数スタッフが来ており、名刺をもらわなくちゃっ!と、一人で名刺交換に
勤しむ。。。(笑)
ここLAはグループCで、グループ内のチームは優勝候補最右翼メキシコ代表、
MLSにスター選手を輩出しているグアテラマ代表、日本を98年W杯で破った
ジャマイカ代表、そしてドイツW杯の次のW杯開催国で今回のゴールドカップに
招待された南アフリカ。
会議は英語とスペイン語。。。珍しい会議にいるなぁ、などと聞いていても解らない
スペイン語の最中に一人で思う。

スタジアムを後にし、ホテルにて、CONCACAF向けの報告書を作成しております。。。

いやぁまぶたって本当に重いのですねzzz。
地平線がスモッグで消えかかっているLAの空を眺めつつ今日は無事に終わりそうです。

今晩は七夕!
彦星と織姫が再会を果たす場面を今晩は見られるか?
スモッグの街LAでは難しそうな気がするが。。。



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7月6日(水)


朝、南アフリカ代表の練習を視察。
マスコミもファンもちらほらとしかおらず、涼しい朝のフィールド上で、南ア代表の
練習が行われていた。この長閑さに推され、今日はゆるやかに進むかな、と考えたのが
大間違い。日が高く昇るにつれてフィールドの外野が騒々しくなっていく。LA在住の
メキシコファンがどんどん集まってきた。
メキシコ代表が練習を行うためにバスで会場入りをしたらもう大変。200名ほどの
ファンが殺到。スタッフとセキュリティで何とか無事に選手をフィールドに入れた。。。
多くの報道陣の前、コンフェデレーション杯で好成績を残した、我が日本を退けた
メキシコ代表は、すっかり昇りきった暑い太陽の下、楽しそうに練習を開始した。

フェンスに張り付くように食い入るメキシコファンたち。平日のこの時間によく
これだけのファンが来るな、とも思ったが、選手たちの動きにあわせて歓声や
笑いが起きる。
練習後は、選手たち全員がフェンスまで歩み寄り、時間をかけて丁寧にサインに
応じる。子供たちやファンたちの嬉々とした表情を見ていると、この暑い真昼間の
長閑な時間が絵になるなぁ、とつくづく後ろから見入ってしまった。
日本を苦しめたジーニャ(ナエルソン)にボルゲッティらも穏やかな顔をして
ファンたちとの交流を楽しんでいるようにさえ、見えた。
MLSに入って、こうして国際試合の運営に携わるようになり、色々とトップ
プレーヤーたちや、代表チームたちの違いを目の当たりにできる幸せを感じました。

午後は今週金曜日に行われるLA会場の開幕戦の打ち合わせの会議を二つ。
当たり前だが、こういう試合運営は細かい綿密な打ち合わせが必要。超現場。
現場での経験はやはり何物にも変え難いので、嫌なことも多いが前向きに取り組んで
行きたい。

夜は、遅れて到着のグアテラマ代表に、南アフリカ代表チームのチェックイン完了を
見届ける。
さぁ、LAでの仕事はまだまだ続きます!



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7月5日(火)
またもやLAです

この1年半で、6回目のLA。
MLSに入ってから5回目のLA。
今年に入って3回目のLA。

LA出張ばかりだ。。。
いつも通り、未だ人気のないアパートの前の表通りでハイヤーに乗り込み、JFK空港へ。
すっかり慣れた搭乗手続き。PCはセキュリティで出しやすいようにしたり、手荷物を最小限に
したり、色々と手際がよくなる。
しかし、未だに機内ですっきりとは寝られない。降りると多少する頭痛を薬でごまかす。

ただ、LA国際空港に降り立って、ぱぁっと明るい、そして広いLA空港はやはり気持ちイイ!
同僚のJefに拾ってもらい、LA名物の高速道路で快適に進む。
LAはスモッグがあるものの、ドライブは道が広いし、空がぱぁっと広くて好きだ。
ホテルにゆっくりチェックインをしようかと思いきや、携帯電話で会議に直行を言われる。
会議後、その足で、LAコロシアム・スタジアムをスタッフ皆で視察。
今回は言い忘れたけど北中米カリブ海地域選手権(ゴールドカップ)の運営で来ている。
日本で言うならばアジアカップの運営であります。

ようやくチェックインを済ませ、荷物を部屋に放り出して、着替えもせず、すぐに南アフリカ代表の
練習視察。この間来たばかりのホームデポセンターで、やっぱりLAは良いよなぁ、とサングラス
越しにまた広い空を見上げながら考える。しかし、今回の南ア代表はほとんど選手が召集できず、
見るも無残な構成。視察に来ていた関係者たちも一同に頭を振っていた。
帰り際にギャラクシーのオフィスにより、この間の御礼参り。

晩御飯をスタッフたちと食べた後に、夜の便で到着をしたメキシコ代表のチェックインが
無事に終わるのを見届けなくてはならず、彼らのホテルへ。
顔見知りのメキシコ代表スタッフとスペイン語は解らないけどボディランゲージで会話。
別にどうせ通じないのだから、日本語で喋りかけました。
やっと自分のホテルに戻ったのが西海岸時間で10時過ぎ。ということは東海岸時間では
夜中の1時過ぎ。

頭が朦朧としているので寝ます。
しかし、この朦朧とした頭で週末の濃い出来事、そして控えている膨大な業務を回想して
しまう。

何か色々と複雑な想いが次々に浮かび上がります。色々と疲れるものですね。
この週末だけで普段の一か月分の人に会い、話し、時間を過ごし、人見知りをする(?)自分は疲れた。
疲れたこの頭で色々と整理しようとしても悪循環に陥る。
こういうときは余計なことを考えずに寝る方が良いですね。。。。



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7月4日(月・祝)
いかにもアメリカらしい花火

独立記念日。
別に日本人である自分には関係ないのですが、アメリカでは大きなイベントで、
3連休である。面白いもので、色々な人種が集まる国だけに、自分たちはアメリカ人
なんだ、というアイデンテティを確認しあうというか、自分はアメリカ人なんだぞ、
と皆アピールするかのように、星条旗があちこちにひらめいていた。
この国は皆を一つにするのがすごく難しい国だと思う。だからこそ、スポーツの試合では
必ず国家斉唱があるし。面白い国である。

あちこちにある星条旗

夜はお祝いの花火がマンハッタン中であがった。
高速道路を封鎖して、そこに皆歩いて登り、花火を見れる。日本の花火のように
皆高速道路の上にマットなどを引いて食べ物や飲み物を持って見上げる。
あまりに混雑をすることを昨年身を持って体験したので、今年はSさんのアパートの
屋上から見ることに。後輩のTやKも招き、夕飯を近所にある少し洒落たお店で
取った後に、花火を見に屋上の登ったのは良かったのだが、30分ほどで終了。
 
(左)近所のレストラン、(右)派手は派手だが。。。

花火の上げ方も日本のようにテーマを持っていたり、一つ一つの美しさを味わうのでは
なく、とにかく派手に勢いを大事に乱打する。だからすぐに終わってしまうし、
風情もへったくれもない。
いかにも長時間、集中力を持って物事に取り組むのを好まないアメリカらしい花火でした。。。
スポーツもサッカーを長時間座って観戦するものは人気がなく、野球やアメフト、
バスケのように細切れで、興奮の連続でないと見ない国民性が花火の上げ方にも
出ていた。
短い興奮の連続を好むアメリカ。。。

花火はやはり日本が一番だな、とつくづく考えながら帰りました。



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7月3日(日)
FC Japan 2

昼からブルックリンにあるプロスペクトパークにて、FC Japanのチームメートである
K君主催のバーベキューに出掛けた。
NYにて建築家として活躍をしているK君。最近FCJに入部をしてきたばかりだが、
実は同じ町田市出身ということが判明!しかも同じ駅を利用しており、隣の中学校
出身であり、中学校のときには練習試合もしていたらしい。。。
世の中本当に面白いところで、色々な繋がりがあるものなんですね。
バーベキューではK君が昨晩遅くまで漬け込んだお肉を豪勢に焼いたもので、
とても美味しかったです。レシピは教えてもらったので、今度は自分で挑戦しようかな。
 
プロスペクトパーク

ボールを蹴ったり、飲んだりして夕方までゆるりとした後、早めにお暇をし、
マンハッタンに。NEC時代の先輩で他社に転職を果たしたMさんと夕ご飯を。
海外営業部時代からお世話になっており、気がつけば7年のお付き合い。公私ともに
本当にお世話になっております。
NYへ転勤の可能性もあり、それが実現したら楽しさ倍増!
現在のMさんの仕事柄、色々とお酒について教えてもらうことが出来、特に
メキシコでのテキーラの作り方、飲み方は興味深いものがありました。
あんなにバカバカ、ショットをするお酒では本来ないらしい。。。

そのまま、帰ろうかと思ったのですが、昨日に続きFCJが今晩もマンハッタンにて
飲んでいることを知っており、Mさんが赴任された際のことを考え、Mさんも一緒に
半ば無理やりFCJの会に合流しました。
今日はFCJの方は行かないと、思っていたのですが、今日も行ってしまい、そして
酔ってしまいました。

昨日のOさんのみならず、FCJに参加をしている高校生たちも卒業と同時に帰国を
するため、当面のお別れ会となり、何か一抹の寂しさが残りました。



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7月2日(土)
FC Japan

コンクリートジャングルのNYC。 
そこの隙間にある緑を見つけては、サッカーを年齢に関係なく、必要以上に打ち込む
日本人の集団がいる。 

それが自分の所属するNYCで有名なFC Japan(通称FCJ)。 

部員は総勢50名以上と言われるが、実際に毎週集まるのは20名前後。 

レベルも、その昔、高校サッカーや、大学の体育会サッカーなどで本格的にやっていた
「らしい」選手から、サッカーはおろかスポーツもしたことないのに、意志とは裏腹に
半ば強制的に入部させられた選手まで。 

でも何故かその居心地の良さに皆、土曜日の早朝から集まってワイワイとボールを蹴る。
そしてシーズン中は、NY近辺で最も大きく歴史と伝統のあるコスモポリタンリーグ
にて様々な人種のチームと日の丸を背負って真剣勝負が繰り広げられる。 

サッカーをまだ本格的にしたいから、という選手から、金曜日の深酒を抜くために、
という選手から、週に一度体を動かし汗をかきたいという選手全員のニーズを上手い具合に
満たしてくれるFCJ。 

それ故、リーグ戦は真剣勝負を行うAチームと、サッカーを純粋に楽しむBチームの
2チーム編成で、自らどちらのチームでプレーをするか選べる。 

独身者から既婚者まで、年齢も上は50歳近くから下は18歳の高校生まで。
サッカー以外のプライベート、ビジネス、そしてその他の繋がりも出来上がる稀有な
ネットワーク。NYCだからこそ出会える、駐在員、留学生、自営業、現地採用、自由人、
アーティストと、面白い人の集まりである。 

出入りが激しいNYCだけに部員の移り変わりも早い、しかし13年前に発足した
この古豪は、皆の協力と監督の人望によってしかと伝統が受け継がれてきている。 

今晩はこのFJ Japanを長らく支えてくださったOさんの送別会であった。
午前中は一緒に練習をし、午後から送別会。明日はゴルフコンペ。。。

名門筑波大学サッカー部のレギュラーで、ブラジル留学もされた経歴を持つ。
皆で夜遅くまでカラオケの大合唱をしており、面白い集団だなぁ、と。
このチームに入れて、そしてサッカーをしてきて良かったなぁ、と。
これからもサッカーと共に生きて行こうと思いました。

FC Japan大納会!



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7月1日(金)
とりとめなく綴ってみた

7月突入。湿気がたまらない!
本当に湿気が嫌です。

アメリカは、来週の月曜日が独立記念日のために明日から4連休。オフィスは
既に休みを取り、5連休にする人も多く、静かで、それは街中も一緒でした。
ただ、バルコニーに出ると、都会の音と言うのか、常に「ごー」って音が聞こえて
おり、都会がシーンとしてしまったら本当に不気味だろうな、などと一人で
クライスラービルを眺めながら、「バニラ・スカイ」のそういうシーンを考えて
おりました。

それはさておき、皆が連休を前にウキウキしているのに、僕の国際部はてんてこ舞い
な7月なのです。国際試合を運営する部門だけに今月はACミラン、チェルシー、
レアルマドリッド、MLSオールスター戦の対戦相手フルハム、そしてゴールドカップと
目白押しで、8月が待ち遠しくて仕方ありません。

僕は一番人気のないゴールドカップ担当。。。
下っ端なんでしょうがないですが。。。
来週の連休明け早々の火曜日よりLAに出る都合上、今日も目一杯働きました。
帰り道、夏に向けてシーツやシャワーカーテンなど、刷新を考え日用品店へ。
気がつけば3時間も悩み、外は豪雨。。。

ここでこれまた、突然なのですが、先月の日記でも紹介をした僕のお気に入りの雑誌、
「サッカー批評」。続きを読んでいるのですが、今回は自分がお世話になっている
某Jリーグチームの奮闘ぶりを伝える取材記事があり、なるほどなぁ、すごいなぁ、
とただただ感心してしまいました。勿論言うは易しですが。
ただ、このクラブとしての特徴などを生かした方向性だな、と改めて感じました。
自分もいつか日本に帰る日のために日々精進です!

また蛇足なんですが、フェアネスについて、今日は少し考えさせられてしまいました。

取り留めのない日記になってしまいましたが、これで連休なので、少しは満喫
できれば、と考えております。



 


         Copyright © 2002 Takehiko Nakamura.
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